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2023年度 新宿高校問題分析 受験生情報局 | 河合塾Wings 関東

2023年度 新宿高校の入試問題分析

新宿の英語

2023年度入試問題

2023年度入試問題 英語

難易度の表記
 A:易問(全問正解したい)
 B:標準問(受検者平均を取るために正解したい)
 C:難問(差をつけるために得点したい)
 D:最難問

問題分析

【2】会話文、【3】説明文、【4】物語文という問題構成になっており、語数も含めて問題形式に大きな変化はなかった。1つ1つの設問の難度はそれほど高くないが、長文が3題出出され、かつ選択肢の英文も長いため、速読力と情報処理能力が必要である。また、昨春はすべての大問で語句整序問題が出題されたが、今春は適文整序問題が初めて出題されており、より一層素早く正確に読む力が求められている問題となっている。

【2】は「地域の自然環境の改善」に関する文章であり、比較的読みやすい内容であった。設問も全体的には易しく解答に悩む問題もなかったが、問6の適語補充については根拠となる英文を見つけることが難しく差がつきやすかっただろう。

【3】は例年通り理系内容の出題で、「二次元コード」に関する文章であった。日常生活でよく見かける身近な話題ではあるものの、内容を想像しながら読まないと設問に答えにくい問題であった。問1は昨年同様に文章の前後関係から接続詞を問う問題であった。英文の要点をつかむためにも、普段から接続詞などに注目して前後の関係性を意識して読むことを心掛けたい。問2は頻出表現を用いた語句整序ではあったが、主語や目的語を正しく理解しておかねばならず、正確な内容把握能力が求められている。

【4】は主人公の人生を振り返る物語で、内容は非常に分かりやすいものであった。問4は置く場所を悩む単語があるが、文章全体の内容をとらえると比較的解答しやすかっただろう。昨春従来までの形式に戻った問6の内容一致の出題形式は今春も踏襲され、全体として解答しやすい設問が並んでいた。

新宿の数学

2023年度入試問題

2023年度入試問題 数学

難易度の表記
 A:易問(全問正解したい)
 B:標準問(受検者平均を取るために正解したい)
 C:難問(差をつけるために得点したい)
 D:最難問

問題分析

【1】は計算・一行問題、作図を題材とした小問集合であり、昨年度から1問増え、6問構成となった。計算問題に関しては、やや計算量はあるが方針は平易な問題なため、全問正解を目指したい。確率の問題も、丁寧に数え上げることができれば正解できたであろう。問6の作図に関しては、解法の方針を立てることに関してやや難度の高い問題であった。

【2】は昨年同様関数の問題であった。問1は座標決定後に線分の長さを求める問題であり、定番の問題であるため確実に正解したい。問2(1)は記述式で、座標を文字で置き、条件式を立てる問題である。解法自体は平易ながら、文字を用いて解くことに慣れていない受験生は苦戦した問題かと思われる。また、問2(2)は三角形の面積比を題材とした問題である。解法は複数あるが、どれも基本的な解法であるため、(1)同様に文字を用いて解くことに慣れていれば正解できる問題であった。

【3】は円を題材とした平面図形の問題である。問1は証明問題であり、例年同様当てはまる語句を選んでいく問題である。昨年よりも文章自体は短くなっていることもあり、全問正解したい問題である。問2は三角形の求積問題であり、相似を用いて長さを判明させていく問題である。問3は線分の長さを求める問題であるが、問2同様、相似を利用して解く問題である。問2と問3双方とも、相似の見つけ方や解法に至るまでのアプローチは定番の問題となっており、類似の問題の練習量で勝負が決まったと思われる。

【4】は三角柱と三角錐を合わせた立体を題材とした問題であった。小問3題とも全て、条件に即した平面を抜き出して解法を進める問題である。特に問2(2)を正答するには、複数の平面に関して抜き出して考える必要のある問題であるため難度は高く、空間図形の応用問題に対するアプローチ方法を定着させられているか否かを問われる内容であった。

新宿の国語

2023年度入試問題

2023年度入試問題 国語

難易度の表記
 A:易問(全問正解したい)
 B:標準問(受検者平均を取るために正解したい)
 C:難問(差をつけるために得点したい)
 D:最難問

問題分析

【配点 計100点】
【1】漢字の読み書き 16点 【2】小説 28点
【3】論説文 32点 【4】解説文 24点

【1】漢字の読み書き
多くの自校作成問題校とは異なり、大問が1問構成、ただし読みと書き両方出ること、四字熟語・三字熟語・同訓異字・同音異字が出るのは変わらず。また、意味の類推から考える読みや書きもあるため、単純暗記の練習では難しい。

【2】小説
小問数が多く、また棒線の前後以外でヒントを見つける必要がある問題が多数あるため、読みながら解くのはNG。解答へのアプローチとしては、本文に書かれていることを適応させれば、たどり着けるので、知識をいじるのではなく、迷う=ヒント不足という発想が重要。

【3】論説文
8割を目指すか、7割台で留めるかで戦略が分かれる大問。小問の過半数が「段落構造」や「対比関係」を必要とし、かつ選択肢の消去を客観的に解く必要があるため、作文破棄が有効。その分で浮いた5分を記号や次の大問4に回せば、得点自体は確保できる。

【4】解説文
得点源にしなければならない大問。前述の作文破棄とのトレードを考える必要あり。問題の難易度は全体的に低いので、時間確保がカギ。10分未満ではきつい。文章の主題があれば、消去が楽なので、ざっと目を文章に通して、主題はつかんでから解いたほうが良い。

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