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夏休みの勉強法(国語) 受験生情報局 | 河合塾Wings 関東

国語の夏休みの勉強法をご紹介します。

小5・小6

 国語はやればすぐに成績が伸びてくる教科ではありません。小5の頑張りが小6に、小6の頑張りが中1になって表れてくるといってもよいかもしれません。この夏休み、夏期講習はもちろんですが、それ以外に次のことを実践してみましょう。
 

①前学年までの漢字学習の徹底

 漢字は覚えてもどんどん忘れていってしまうのは、いたしかたのないことですが、前学年までの漢字の復習をしてみましょう。思っていたよりも書けない、読めないものが多くあるはずです。教材は新しく購入する必要はありません。学校で使っていた漢字ドリルで十分です。まず、テスト形式で実施して、書けなかった漢字だけを練習してください。そうすることで時間短縮ができます。また、漢字検定に挑戦してみてもよいかもしれません。漢字検定は10級(小1修了程度)から始まり7級(小4修了程度)、6級(小5修了程度)と難度が上がっていきます。クイズやゲーム感覚で。
 

②知識をまとめて覚えてみる

 知識と呼ばれる「四字熟語・慣用句・ことわざ」は、学校でまとめて学習する機会は少ないと思います。だからこそ、この夏休みに勉強してましょう。まとめて覚えてしまいましょう。6年生は、5年生分も勉強しましょう。
 

③読書時間のすすめ

 読書時間の確保に努めましょう。新しい本を購入する必要はありません。学校の図書室や公共の図書館で借りてくればよいのです。最初は好きなジャンルの本から読み進めることがおすすめです。何を読んだらよいか分からない人は学校の司書の先生や図書館の司書の方に相談すれば、あなたにぴったりの本を探してくれます。

中1

①古文「歴史的仮名づかい」

 覚えることにはいくつかのルールがありますが、そのルールを用いて、まずは単語から現代仮名づかいに直してみましょう。それができるようになったら一文で読むようにしてください。それをさらに文章にまで発展させて読んでいくとよいでしょう。つっかえつっかえになっても同じ文章を何度も読み返してみてください。だんだん上手になっていきます。
 

②文法「文節相互の関係・名詞」

 小学校と違って中学校では体系的に文法を学習していきます。その土台となるのが、「文の成分」といわれる「主語・述語の関係、修飾語・被修飾語の関係、独立語の関係、接続語の関係」です。「文の成分」の中でも、「修飾語・被修飾語の関係」は少し難しいかもしれません。「連体修飾語・連用修飾語」まで理解できるとよいでしょう。また、「補助・被補助の関係」「並立の関係」も学習してください。「名詞(体言)」の学習は、名詞の種類を覚えてしまいましょう。「形式名詞」の理解がカギになります。
 

③読解問題へのアプローチ

 読解問題では予習と復習のバランスが大切です。文章の脚注にある語句の「意味調べ」は欠かさず行うようにしてください。(脚注にはなくても意味の分からない語句は、そのつど調べましょう。)また、復習をする際に大事なことは、授業で習ってから時間を空けないことです。文章内容が記憶に残っているうちに板書ノートを見返し、解答までのプロセスをたどるようにしてください。それが学習効果や効率をあげます。就寝前に今日の授業内容を思い出し、振り返ってみるのもよいと思います。

中2

①文法 用言(動詞・形容詞・形容動詞・その他の自立語)

 「動詞の活用」は中1の学習範囲でしたが、理解のあいまいな人も少なくないはずです。再度確認してください。「形容詞・形容動詞」の活用の種類はそれぞれ1種類だけですから確実に覚えてください。用言の完全理解をめざしましょう。その他の自立語では「副詞」の学習が特に大事です。テキストで復習し直してください。
 

②古文の学習

 中2の古文は中1に比べて格段に難しくなります。文章を「繰り返し読む」ことを重視してください。古文は「習うより慣れろ」と言われますが、すらすら読めるようになることが古文が得意になるための第一歩です。すらすら読めるようになったら、ぜひ口語訳を試みてください。なんとなくの理解が口語訳をすることによって内容がより鮮明になっていくはずです。その時にわからない古文単語が出てきたら辞書で調べてみるとよいでしょう。
 

③知識項目の学習

 「三字熟語・四字熟語・ことわざ・慣用句・故事成語」に挑戦してください。語彙力のアップは同時に読解力のアップにもつながるのですから。
 

④読解問題へのアプローチ

 読解問題では予習と復習のバランスが大切です。文章の脚注にある語句の「意味調べ」は欠かさず行うようにしてください。(脚注にはなくても意味の分からない語句は、そのつど調べましょう。)また、復習をする際に大事なことは、授業で習ってから時間を空けないことです。文章内容が記憶に残っているうちに板書ノートを見返し、解答までのプロセスをたどるようにしてください。それが学習効果や効率をあげます。就寝前に今日の授業内容を思い出し、振り返ってみるのもよいと思います。

中3

①漢字の総復習・知識の増大

 漢字の総復習が至上命題となります。それも単に「読み書き」だけではなく、同音(訓)異義語(字)、類義語、対義語、似形漢字を意識しての練習が必要となります。コツコツと励みましょう。漢字や知識は、覚えていれば点数になる問題です。漢字や知識問題で安定して点数を確保できる生徒は、国語全体の点数も安定しやすいものです。なお、漢字練習を行う際には、意味のわからない漢字は調べるようにしましょう。意味のわからない漢字を覚えても役に立ちません。漢字・知識の学習を通して語彙力アップにつなげることが重要です。
 

②口語文法総復習

 都立高校では文法は出題されたとしても1・2問ですが、私立高校では配点の高い学校もあります。けっして疎かにするわけにはいきません。しっかりと学習できていれば確実に得点に結びつきます。しっかりと総復習をしてください。
 

③古文の攻略

 夏休みに集中して学習することで古文を得意にしてください。古典(古文・漢文)は勉強すれば点数がとれるようになる分野です。毛嫌いせずに取り組むことが重要です。覚えなければならないこともありますが、覚えたことを自在に使いこなせるようになったら、もう「古文の達人」です。今後たくさんの問題演習を重ねていくことで、確実に得点力がアップしていくことは間違いありません。
 

④読解問題への対応

 読解問題は、ある知識を覚えたからといって点数に直結するということが少ない問題です。「考え方を学んでいる」という要素が強く、最終的には初見の文章を読んで「自分で『気づく』」ことが必要になります。「自分で『気づく』」ようになるためにはとにかく問題演習が必要なのです。その演習を毎日行える機会が夏休みです。この機会を逃すことなく問題演習に励んでください。ポイントは、①文章を声に出して読んでみる。そのときに、読めない、わからない漢字・語句のチエックをする。②指示語の内容をつかんで、接続語を意識する。③問題を解くときには「どのような条件」があたえられ「どのように答えればよいのか」に気をつける。の3つです。
 例年、夏で大きく飛躍する生徒がいます。そんな毎日の演習に集中し、復習(正解のプロセスをたどる)を欠かさず行う生徒です。「国語は勉強しても変わらない」という人もいますが、そんなことはありません。演習量を増やすことで確実に読解力はついていきます。毎日「集中して解く」「復習する」ことで読解力や語彙力、読解のコツ・感覚をつかみましょう。

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