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読解力と発信力を備えた真の教養を身に付けることをめざします。
科学的であるとはどういうことか?~科学哲学入門~
読解
受講目安
主な対象学年は中3生~高3生としますが、この分野に興味がある中高生の方であればどなたでも歓迎いたします。
講座内容
あなたは「科学の目的は世界の真なる記述を与えることだ」という見解に納得するでしょうか。このような見解は科学的実在論と呼ばれます。原子や電子を対象とする物理学理論を考えてみてください。私たちは原子や電子を日常的な意味で観察したり経験したりできません。そうなると、物理学は、日常的な世界と異なる世界を記述していることになります。その場合、「世界の真なる記述」とはそうした日常外の世界の記述ということになるでしょう。実在論とは異なり、「科学の目的は観察可能な現象を予測するのに役立つモデルを与えることだ」という見解もあります。このような見解は科学的反実在論と呼ばれます。科学は実在の根底的な姿を記述しているわけではないというのです。しかし、実在論と反実在論が示す科学のあり方はどちらも、世界を正しく記述しているという一般の人々が思う科学のイメージと異なっているのではないでしょうか。では、科学の営みをどのように考えればいいのでしょうか。本講座では科学哲学の基本的な考え方を明快に紹介する文章を読んでいきます。皆さんがこれからどのように科学と向き合っていくべきかを一緒に考えていきましょう。
テーマ
第1 講 科学と疑似科学
第2 講 科学革命
第3 講 科学的実在論と反実在論
第4 講 科学と宗教
科学哲学とは……
時間割・担当講師
- 日程
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12月25日(木)~12月28日(日)
- 時間
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17:30~20:40
- 講師名
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清塚 明朗
- 12月25日(木)の授業は津田 悠一朗が担当いたします。
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