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セミナーレポート 2018年度 セミナーレポート | フォロー体制 | K会とは | K会

さまざまな分野への興味・関心を高めるためのセミナーを、年3回実施しています。

多彩なテーマをもとに、普段とは違ったアプローチで皆さんのモチベーションや知的好奇心を高めていきます。セミナーの講師は、K会の講師および現在は各界で活躍する講師OB・OGがつとめます。

2018年3月18日(日)開催

数学の未解決問題に挑戦しよう ~素数の不思議~

数学

伊藤 哲史(京都大学大学院理学研究科 准教授)

皆さんは「数学の問題」と聞いてどのようなものを想像しますか?九九や百マス計算も数学の問題ですし、三角形の面積を求める問題や、方程式の解を求める問題も、もちろん数学の問題です。これらの問題はすでに解答があるものばかりです。 実は数学の世界には、何百年あるいは何千年にも渡って考えられてきた「問題」がたくさんあります。長年の数学者の研究の成果により、今世紀になってようやく解決した問題もあります。また、長い年月をかけて多くの数学者が何世代にもわたって考えてみたら、実は誤りだったことが判明した問題もあります。そして、見かけはとても単純なのに、現在も全く手がかりすらつかめない未解決の問題もたくさんあるのです。ある問題の解決をきっかけに、全く別の問題が生み出されることもあります。今日では素因数分解や暗号理論などを通じて、数学の問題はインターネットなどの情報化社会を支える基礎技術にも応用されています。 本セミナーでは、“素数の不思議”をテーマに数学の問題の広がりをご紹介したいと思います。 素数2,3,5,7,11,13,....65537,....,2の74207281乗-1,...は1と自分自身以外では割り切れない正の整数ですが、まだまだ分からないことがたくさんある、問題の宝庫です。その世界の奥深さ・面白さの一端に触れていただける機会にしたいと思います。参加者の皆さんにも、実際に手を動かして素数にまつわる問題に挑戦してもらう時間も設ける予定です。今から10年後、20年後、あるいは50年後に、本セミナーの受講生の中から未解決問題を解決する人が現れることを期待しています。 新中1生から高校生、保護者の方までどなたでもご参加いただけます。ぜひ、お誘いあわせのうえご参加ください。 皆さんは「数学の問題」と聞いてどのようなものを想像しますか?九九や百マス計算も数学の問題ですし、三角形の面積を求める問題や、方程式の解を求める問題も、もちろん数学の問題です。これらの問題はすでに解答があるものばかりです。 実は数学の世界には、何百年あるいは何千年にも渡って考えられてきた「問題」がたくさんあります。長年の数学者の研究の成果により、今世紀になってようやく解決した問題もあります。また、長い年月をかけて多くの数学者が何世代にもわたって考えてみたら、実は誤りだったことが判明した問題もあります。そして、見かけはとても単純なのに、現在も全く手がかりすらつかめない未解決の問題もたくさんあるのです。ある問題の解決をきっかけに、全く別の問題が生み出されることもあります。今日では素因数分解や暗号理論などを通じて、数学の問題はインターネットなどの情報化社会を支える基礎技術にも応用されています。 本セミナーでは、“素数の不思議”をテーマに数学の問題の広がりをご紹介したいと思います。 素数2,3,5,7,11,13,....65537,....,2の74207281乗-1,...は1と自分自身以外では割り切れない正の整数ですが、まだまだ分からないことがたくさんある、問題の宝庫です。その世界の奥深さ・面白さの一端に触れていただける機会にしたいと思います。参加者の皆さんにも、実際に手を動かして素数にまつわる問題に挑戦してもらう時間も設ける予定です。今から10年後、20年後、あるいは50年後に、本セミナーの受講生の中から未解決問題を解決する人が現れることを期待しています。 新中1生から高校生、保護者の方までどなたでもご参加いただけます。ぜひ、お誘いあわせのうえご参加ください。

セミナーの様子

セミナーの様子

【参加者の声】

  • 先生の話が面白く、素数のいろいろなことを知ることができて良かったです。(新中3生)
  • フェルマーの最終定理が素数とからんでいることは知っていましたが、複素数の相互法則が関わっているということに驚きました。(新高3生)
  • ポリアのつぼの話題を知らなかったので面白かった。京都大学で数学を学びたいと思っているので、先生のお話を聞いてより楽しみになりました。(新高3生)
  • 本当に楽しかったです。素数の最新研究を知ったり問題を解いたことが良い経験になりました。素数が微積分や複素数と結びつけて考えられることが面白いと思いました。(新高2)

2018年7月22日(日)開催

トレーディングに潜む数学 ~モノの値段の決まり方~

数学

関 典史(元K会数学科講師/モルガンスタンレーMUFG証券勤務/国際数学オリンピック金メダリスト)

トレーディングという言葉を聞いてみなさんは何を思い浮かべるでしょうか。取引所で叫びながら売買している人たちを映画などで見たことがある、あるいは最近話題になったビットコインについてニュースなどで見聞きした人もいらっしゃるでしょう。中には一種のギャンブルのようなイメージを持っている人もいらっしゃるかもしれません。トレーディングとは、なんらかのリスクを伴った投資であり、もちろん損することも得することもありますが、おそらく多くの人が思っているよりも極めて論理的なモノであり、数学的なおもしろさが潜んでいます。
今回の講演では、そのトレーディングに潜む数学的な要素について解説しようと思います。株式や為替などはみなさんも聞いたことがあるかもしれませんが、世の中でトレーディングの対象となっている金融商品にはさまざまなモノがあり、複雑なモノになればなるほどいろいろな形で数学的要素が現れます。なんらかの「モノの値段」が決まるとき、そこには必ず数学が潜んでいるのです。
金融や経済の知識は全く必要ありません。講演者も大学で数学を研究していましたが、現在のトレーダーという職業に就く前はほとんどそういった知識はありませんでした。トレーディングの数学的なおもしろさに焦点を当てつつ、講演者自身の仕事内容も織り交ぜてお話ししようと思っています。中学生から高校生、保護者の方までどなたでもご参加いただけます。ぜひ、お誘いあわせのうえ奮ってご参加ください。

セミナーの様子

セミナーの様子

【参加者の声】

  • 2時間の講義があっという間でした。トレーディングの現場で使う専門用語を一般の人にもわかりやすいように、身近な数学を用いて説明してくれたので、スムーズに理解できました。(中1保護者)
  • 予測しにくいことを確率で見ていくという発想が面白いと思った。トレーディングのことを知りたいと思ってもなかなか機会がなかったので、貴重な体験になった。(中3)
  • 経済学に興味のある私にとっては、すべてが印象に残りました。微積分を学んでからもう一度教材を見返したいと思いました。(高1)
  • 特に質問コーナーが良かった。実際のトレーダーの話は面白い。(高2保護者)

2018年12月16日(日)開催

医療の未来予想図 ~医者もまだ気づいていない、医療に起こりつつあるパラダイムシフトとは~

サイエンス

須田 万勢(元K会生物科講師/聖路加国際病院医師/中3からK会にて数学・英語を受講)

私たちの健康維持にとって欠かせない医療。「人を健康にする」という目的は同じでも、その手法や考え方は時代(近代や現代)や地域(東洋や西洋)などによって大きく異なることもあります。今私たちが受けている治療も10年後には全く違ったアプローチからなされている可能性も大いにあるのです。
このセミナーでは、医療現場の最新の知識をお伝えするのではなく、日進月歩で発展を続ける現代の医療が将来どうなっていくかという「予測」をお話しします。最近、病院での仕事が終わってからさまざまな職業の方々とお会いし、さまざまな分野の勉強をしていると、医療を外から見る目が少しずつ養われてきました。その目線をふと未来に向けると、いくつかの絵が見えています。
一つは、治療が難しいとされる病気の治療が、新規薬剤の開発よりも、生活習慣に対する個別的な介入に重点が置かれるようになるという絵です。二つ目は、東洋と西洋の人体に対する考え方が、「リアルタイムの解剖学、生理学」に基づいて統合されていくという絵。三つ目は、医療の進歩が患者さん、あるいは一般の人たちの行動から促されていくという絵です。このセミナーを通して、みなさんと医療の未来について一緒に考えていきたいと思っています。
医療についての詳しい知識は全く必要ありません。生物学が好きな方、将来医師になることを少しでも考えている方、医療現場に興味のある方等、中高生はもちろん、保護者の方もご参加いただけます。セミナーの最後には、講演者の中高・大学時代や現在の仕事についてもお話しようと思っています。それでは、当日お会いできるのを楽しみにしております。

【参加者の声】

  • 今まであまり接点のないと思っていた東洋医学と西洋医学との意外な共通点について知れて良かった。AIやVRなどを活用した、「これからの医療」を思い描くことができ、未来への期待が大きくなりました。(中3生)
  • 考えていることのスケールが大きかった。生徒同士の話し合いの時間もあり、おもしろかった。(小6生)
  • 医療の未来をテーマに幅広い分野の興味深いお話を聞くことができ、大変有意義な時間でした。(中3生の保護者様)
  • 医学について無知だったところから、いろいろなことを学べて興味を持てたことがとても良かったです。(高2生)

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