中学1年生 内田 望結さん 教員・受検者の声 | ケンブリッジ英語検定|河合塾ケンブリッジ英語検定事務局
2025年9月 C1 Advanced 受検
Qケンブリッジ英語検定を受けようと思ったきっかけを教えてください。
国際基準に挑戦したいと思いました
小学生の頃、インターネットで「CFER(セファール)」(※)という国際基準があることを知り、「自分も挑戦してみたい」と思ったのがきっかけです。当時は名古屋に住んでおり、千種校で受検できることもわかっていたので、本当は小学5年生の時に受検したかったのですが、中学受験を控えていたため、今回のタイミングでの受検となりました。
――Q初めて英語の検定試験を受けたのはいつですか?
4歳のときに「英検®」(実用英語技能検定 以下、「英検」)5級を取得したのが最初で、その後も5歳で2級に合格し、他にも「TOEIC®」「TOEFL®」など、さまざまな検定試験を受けました。
- CEFRとは「Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment」の頭文字を取ったもので、英語をはじめとした外国語の習熟度や運用能力を同一の基準で評価する国際標準であり、日本語では「ヨーロッパ言語共通参照枠」と呼ばれています。
Qデジタル版の試験はいかがでしたか?
周囲の音が少なく集中できる
「TOEIC Speaking & Writing」や「TOEFL」をパソコンで受けた経験があったので、特に戸惑うことはありませんでした。操作が難しいということもなかったですし、操作方法の説明マニュアルがとてもわかりやすかったのを覚えています。
ペーパー試験で必然的に出てしまうページをめくる音や鉛筆の音が、デジタル版では全てがクリックかタイプなので、周囲の音が少なく静かで、集中できたのはとても良かったです。
リスニングの時はヘッドフォンを使うことで、さらに回りの音が遮断されるため集中できましたし、音声が聞きやすかったです。
――Q他の検定試験とケンブリッジ英語検定の違いはどんなところだと感じますか?
スピーキング試験がペア型面接であることが大きな特徴です。また、パソコンを使って、クリックだけでなくタイピングで回答を入力する形式も新鮮でした。
Qペア型のスピーキング試験はいかがでしたか?
疲れが全部吹き飛ぶくらい楽しかった
私は大学生の方とペアを組んだのですが、試験の最後の最後だったにもかかわらず本当に楽しくて、全部疲れが吹っ飛んじゃいました。
――Q特にどのあたりが楽しかったですか?
最後の課題で、ペアの方と一緒にテーマに沿って表を見ながら意見を出し合うところがとても楽しかったです。
多くの検定試験が1対1の面接もしくは録音形式をとっている中で、ケンブリッジ英語検定を受験すればペア型のスピーキング試験を受けられる(※)というのは、本当に大きなメリットだと思います。ぜひまた受けたいです。
――Qスピーキング以外の技能はどうでしたか?
ライティングでは、複数のトピックから1つを選んで書く形式が新鮮で、とても良い経験になりました。他の試験では、1つのテーマが与えられて書くような形式が多いので、今回この形式は印象に残っています。
リーディングで、パラグラフを挿入するというのは珍しい出題形式でした。また、異なる考えを持つ複数の人の意見が書かれた短い文章を読んで、その中で主張の比較をするというのは結構面白かったですね。珍しい出題が多く特徴的だと感じましたし、これまでの試験にはない形式でした。リーディングにはこんなに多様な形式があるのだと、気づかされました。
リスニングについては、イギリス英語でも特に聞きづらいとは感じませんでした。普段からさまざまな英語に触れているので、自然に理解できました。
- Young Learnersのスピーキング試験は面接官と1対1の対面形式です。
Q普段はどのように英語を勉強していますか?
オンラインで先生に質問し解決
購入した教材を使って学習し、わからない部分をオンラインで英語の先生に質問して解決しています。また、YouTubeでネイティブ向けの動画を視聴して、リスニング力を鍛えています。以前はオンライン英会話アプリを使って、会話練習をしていた時期もあります。
――Qケンブリッジ英語検定を受けるにあたって、対策はされましたか?
特別な試験対策というよりは、普段の学習方法をそのまま活かしました。ケンブリッジ英語検定用の問題集を解き、間違えたところをオンラインで先生に質問して理解を深めるという形です。時間を計ってテスト形式での対策はしませんでした。
Qケンブリッジ英語検定を受験したことで、ご自身の課題は見つかりましたか?
勉強を継続してC2に挑戦したい
結果ステートメントをすでに確認できていて(※)、Use of English(文法・語彙)のスコアが思ったより低かったので、ここから勉強していかなきゃと思いました。
また、今回はC2レベルにはまだちょっと力が足りなかったな、甘かったなと感じています。来年にはC2レベルに挑戦するつもりなので、引き続き試行錯誤しながら勉強を続けたいです。
――Q将来の夢を教えてください。
将来の夢は、脳科学者になることです。日本ではまだあまり研究が進んでいない分野なので、海外の大学へ進学するか、留学して学ぶかはまだ決めていませんが、海外でいろんな形で学びたいと思っています。そしてその前に、中学・高校のうちに短期留学をするつもりです。
- デジタル版の試験結果は、試験日の約10日後からオンラインで確認できます。
Qこれからケンブリッジ英語検定の受検を考えている方へアドバイスやメッセージがあればお願いします。
とにかく楽しい試験!
ケンブリッジ英語検定は、とても楽しい試験です。
ただ、他の試験と比べて少し独特な形式もあるので、それは面白くもあるのですが、今までやってきたアプローチがうまくいかないこともあるかもしれません。なので、事前にケンブリッジ英語検定向けの対策をしておくのがおすすめです。とはいえ、とにかく楽しい試験なので、ぜひ挑戦してみてください!
2025年10月インタビュー
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