令和5年度 愛知県公立高校入試 問題分析&解答 河合塾Wings 東海
変化した入試にもしっかり対応しています!
愛知県公立高校入試が変わり、マークシート方式の問題が出題されました。河合塾Wingsではこの変化にもしっかりと対応し、解答作成とともに問題分析を行っています。
国語
求められる読解力
現代文は読みやすいものだったが、論説文では要約文を評価する問題が新たにみられた。小説は登場人物の心情の動きや表現の特徴を問う出題で、文章の丁寧な読み取りが必要であった。古典における、注釈を手がかりに主語を正しく把握する設問は、やや難易度が高かった。短答式であっても、求められるのは読解力である。文章全体の流れをつかむ力と細部を精密にとらえる力を養っておきたい。
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数学
基本事項を満遍なく
昨年度のAグループ入試と比べ、大設問の構成に変化はなく、取り組みやすくなった分、難易度としてはやや易化した。また、共通テストを意識した「読解力や思考力を求められる設問」がなくなった。選択肢から正しい記述を複数選ぶ問題では、間違っている記述の根拠を示す力も必要である。いずれにしても、基本事項を満遍なく学習し、さまざまな解法の引き出しを増やしておくことが重要である。
【分析コメント(詳細)】
社会
社会問題にも関心を
全体を通して、問題数に変化はなかったが、約半数が完答式となり、なじみのない資料からの出題も多く見られた。そのため、苦戦する受験生も多かったであろう。さまざまな問題に触れることで、初見の問題や資料を、早く正確に読み解く力を身につけることが必要である。また、教科書の基本事項を踏まえたうえで、普段から身の回りの社会問題に関心を持ち、考える習慣をつけていってほしい。
【分析コメント(詳細)】
理科
正しい知識の定着
昨年度のA、B両グループと比べやや易化した。問題設定が単純化しており、単元をまたぐ複合問題や会話文がなくなった。一方で、天気の変化を扱った問題では、グラフではなく表で出題されたため、正確にデータを読み取り、知識と結びつける力が必要であった。また、選択肢として与えられた情報の精査に時間を要するため、問題文に惑わされない正しい知識を定着させることが求められる。
【分析コメント(詳細)】
英語
情報を使いこなす力
長文読解では、本文だけではなく、図や表に書かれている情報も含めた整理が必要な問題が多く出題された。そのため、まずはこれまで通り一文ごとに英文を正確に理解できるようにすることが大切である。文章全体の主張を念頭に置きながら、段落のつながりや資料との関係までを意識して、英文を「読み取り、使いこなす」ことができるようにしたい。
【分析コメント(詳細)】
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