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令和8年度 愛知県公立高校入試 問題分析&解答 河合塾Wings 東海

変化した入試にもしっかり対応しています!

愛知県公立高校入試が変わり、マークシート方式の問題が出題されました。河合塾Wingsではこの変化にもしっかりと対応し、解答作成とともに問題分析を行っています。

国語

漢字問題の難易度高く

井口 太生

大設問の構成は昨年度と同様だったが、やや難化した。現代文は読みやすい文章である一方、選択肢には正誤の判断がつきにくいものや完答式のものが多く、得点差が生じやすかった。漢字に関する問題は総じて難易度が高く、なじみの薄い熟語や、漢字が持つ意味の微妙な違いについても学習する必要がある。古文は表面的な話の流れだけでなく、登場人物の意図を読み取る力が求められた。

【分析コメント(詳細)】

【難易度】(2025年度との比較)やや難化
・現代文2題、漢字と語句に関する問題1題、古典1題という大設問4題構成は2025年度と同じであった。現代文2題は、論説と小説で、2025年度に出題された随筆は出題されなかった。語句の問題は、2025年度のような慣用句ではなく、出題の頻度の高い四字熟語が出題された。古典は、2025年度に引き続き古文が出題された。
・古文は後半の内容がややつかみづらく、また、苦手とする生徒の多い「主語」が問われた。
・小設問は、3点問題が1問、2点問題が3問、1点問題が13問であった。小設問中で解答を2つ選ぶものが4問あり、2つとも正解を選ぶのが容易とは言えないものが多かった。また、その4問のうち3問は2点問題で、またその3問のうち2問は完答が条件となっていた。3点問題は、ある生徒の感想の並べ替えで、4番目と6番目が答えるのに労を要するものであった。

数学

解答までに多くの手順

中村 公洋

大設問の構成や難易度は昨年度から変化はなかったが、解答に至るまでに多くの手順を踏む必要がある出題が目立った。グラフを利用する問題では、昨年度に引き続き、2次関数のグラフを描いて解くなどの差がつく出題があった。
今後の学習に必要なことは、ただ暗記するだけではなく、本質的な理解をすること、また、一つ一つの条件を整理しながら正確に取り組む姿勢であろう。

【分析コメント(詳細)】

【難易度】(2025年度との比較)変化なし
・大設問2(1)で複数の確率を求めるため解く負担が増えた。また、大設問2(3)①では立体を題材としていて、受験生には取り組みにくかったと思われる。
・2025年度に続き大設問2(3)②において、放物線のグラフをかいて解決するものが出題された。
・大設問2での得点差はつきやすかったと思われるが、大設問1と3で解法の糸口がつかみやすい問題が多かったことから、総合的に判断すると変化なしといえる。

社会

身近な内容からの出題

廣井 輝彦

昨年度と同様、半数以上が完答問題だったが、判断しやすい選択肢や読み取りやすい資料が多く、全体的にはやや易化したと思われる。まずは教科書を中心に、基本的な学習内容を身につけることが大切である。また、労働や税金、防災など、身近な内容からの出題が見られたため、普段からさまざまな出来事について論理的に考え、資料を丁寧に読み取る習慣をつけていってほしい。

【分析コメント(詳細)】

【難易度】(2025年度との比較)やや易化
・2025年度と比較してやや易化。
・正誤のいずれかをマークさせる問題が出題された。
・半数以上が完答問題であったが(2025年度と同様)、複雑な資料の読み取りが減少し、選択肢も容易に判断できるものが多かった。

理科

実験結果正確に捉えて

中村 汐里

標準的な実験・観察をもとにした問題が多く、昨年度と同程度の難易度だった。ただし、通常は別の実験として扱われる電気分解と中和を組み合わせた問題や、エネルギーの変換に関する問題は、戸惑った受験生も多かったと思われる。応用問題は、いずれも学習内容の組み合わせであり、実験結果を正確に考察することで対応できる。そのために、一つ一つの単元の根本理解に努めてほしい。

【分析コメント(詳細)】

【難易度】(2025年度との比較)変化なし
・新傾向の問題はみられず、経験があるであろうものが多かったが、心臓の弁や体細胞分裂中の染色体数など、細部まで問われる設問もあった。
・2025年度同様、計算問題の中には、補助的に用いるグラフが提示されたものがあった。
・電気分解と中和の融合問題が出題された。

英語

重要表現の理解がカギ

山本 昌平

筆記は例年通りの難易度となった。内容理解と文法力が問われる整序作文は、文型や文構造を理解していれば対応できたであろう。内容一致問題は、正答を1つ選ぶ形式に変更。語彙にやや難しさは見られたが、全体として正答にたどり着くのは容易であり、教科書の重要表現の理解が鍵となった。今後は表現の暗記にとどまらず、基礎的な語法や読解力に加え、体系的な文法学習が必要となる。

【分析コメント(詳細)】

【難易度】(2025年度との比較)変化なし
・新傾向の問題はなく、全体として難易度にも変化はなかった。
・聞き取り検査の第1問はグラフを読み取る問題が出題された。
・大設問3の長文読解では、小設問数が1問増え、内容一致の選択肢が6つから4つに減るなど多少の変化が見られた。長文中の語彙がやや難しかったが、解答はしやすかった。
・大設問4の対話文読解では、例年通り、表から読み取れることを正しく表した英文を選択する問題が出題され、表をしっかりと整理して読み取る必要があった。

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