よくあるご質問 海外大進学相談センター
海外大学進学についてよくある質問にお答えします。
生徒からよくあるご質問
海外大進学について
アメリカの大学への入学は日本での学業成績を点数化したGPAと、英語力を点数化したTOEFL(R)TESTというテストと書類審査によって決められます。つまりアメリカの大学への合否は「学力」と「英語力」が決め手となるのです。その他にSAT(R)という学力試験の結果やエッセイや、推薦状が審査の対象となる場合もあります。
大学のレベルや専攻によっても異なりますが、一般的に4年制大学へ出願する場合、GPAは2.5(4点満点)以上必要とされます。もちろんレベルや競争率の高い大学などではGPAが3.0(4点満点)を上回っていなければなりません。
ほんの少し足りない程度なら、出願してみてもよいと思いますが、ある程度のリスクは覚悟しておきましょう。その際、自分の成績(GPA)で入れそうな大学への併願も必ず行っておきましょう。
残念ながら日本の高校のレベルを考慮されることはほとんどありません。審査で見られるポイントは、在学中にどのような科目を履修してきたか、どれくらいの学力をつけたか、ということです。非常にレベルの高い進学校の場合、高校の先生に推薦状の中で、日本ではどれくらいレベルの高い進学校であるかや、成績の付け方の基準などを明記していただくとよいでしょう。
Test of English as a Foreign Languageの略で、アメリカのETS(Educational Testing Service)という機関が行う、英語を母国語としない人の英語力試験です。実務英語とは違いアカデミックな英語能力を測る試験のため、海外の大学入学審査の際にTOEFL(R)TESTスコアが求められます。テストは4つのセクションReading,Listening,Writing,Speakingからなり、各30点で120点満点です。
TOEFL(R)TESTの目的は、英語で大学の授業を聞いたり、クラスで発言したり、レポートを書いたりする力があるかどうかを計るテストですので、日本の高校で学ぶ英語よりずっと難しいと思われるのは当然でしょう。けれども高校レベルの英語が基礎になるため、まずは高校で学んだことを確実に復習し、TOEFL(R)TEST対策やテスト攻略法を効率的に学べばスコアは確実に上がります。
アイビーリーグをはじめとするアメリカの名門大学には、アメリカの学生だけでなく、世界中から優秀な学生が出願をします。単に成績だけで決まるのではなく、SAT(R)と呼ばれる学力試験、課外活動や地域ボランティア、スポーツや芸術などで優れた実績、高校の先生からの推薦状など、総合的に審査をされます。高校の成績だけをみると、5.0を満点とした日本の評定平均で4.5-4.7以上が目安です。
高校生の方は、先生に書いて頂くのが一般的です。大学によっては、教科の異なる先生と進路指導の先生などと指定されている場合もあります。大学生で編入希望の方は、習ったことのある教授やゼミの先生などが一般的です。具体的なエピソードや客観的評価を書いてくれる方が推薦者としては理想的と言えるでしょう。
奨学金制度はあります。けれどもその大学が、どれだけの予算を留学生奨学金として持っているかによって異なります。公立大学の場合は、市民や永住権を持った学生のみという場合が多く、留学生に支給される奨学金は特殊な環境(経済的格差のある国や緊急事態が発生した場合)の学生に限定される場合がほとんどです。けれども世界から最も優秀な学生を集めたいという理念を持った私立名門大学の場合、市民と全く平等に奨学金の機会を提供している大学もあります。また、単に奨学金という形ではなく、ワークスタディーという方法で、キャンパス内アルバイトの機会を与えられたり、研究アシスタントという形で授業料の一部を免除される場合もあります。
海外の大学を卒業して取得できる学位は、日本の大学を卒業した場合と同じですので、学歴は同等に認められます。むしろ海外の大学はきちんと勉強しなければ卒業できないことや、異文化環境の中で、英語で大学課程を修了できたことは、むしろ評価される方が多いです。毎年ボストンで開かれるキャリアフォーラムは、多くの日系企業が日本から出かけて、アメリカの大学卒業見込みの学生を招待して開催される合同説明会です。積極的に海外大学卒業生を採用したいという企業も増えています。そのためにも、目的意識をもって卒業までやりきることが大切です。
保護者からよくあるご質問
海外大進学全般について
留学先国、大学の種類(公立・私立/2年制・4年制)によって学費は異なりますが、1年間の費用(学費と生活費)は約430万円~約800万円で日本の大学費用の2倍以上かかります。
ただし、留学生の多くは奨学金制度を活用して留学を実現しています。
当校の卒業生も大学からの奨学金、民間団体からの奨学金を取得しています。
留学先の大学からは、授業料の一部(年間約330万円程度)が、また、日本の民間団体の一つ柳井正財団では、年間1000万円程度(上限)が支給されています。
高校の成績、TOEFL®/IELTS/SAT®のスコア、エッセイなどをしっかり準備することで奨学金取得も夢ではありません。
不利になることはありませんが、海外では大学受験のための浪人ということがあまり一般的ではありません。高校卒業後の1年間をどのように過ごしていたのか、なぜ、海外大に出願することにしたのかをきちんと説明できることが大切です。
国や大学によって異なりますが、1年次は寮生活が義務付けられている場合がほとんどです。また、寮はキャンパス内にありますので、住居と教室が近いことも安心です。
さらに、小規模なリベラルアーツ大学は都会よりも治安が良く穏やかな郊外や田舎に立地しています。
TOEFL(R)は、Educational Testing Service(ETS)の登録商標です。
IELTSは、British Council、IDP Education、Cambridge Assessment Englishの登録商標です。
SAT(R)は、College Boardの登録商標です。
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