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力をいれないといけない教科は英語?数学?それとも理科?

これからの学習計画に向けて科目別の合格寄与度を見てみよう!

「合格寄与度(ごうかくきよど)」とは

「寄与度(きよど)」とは聞き慣れない言葉でしょう。「寄与」=「何かの役に立っていること」、ということは「合格寄与度」は合格の役に立っているということです。
ここから「科目別合格寄与度」とは、「どの科目がどれくらい合格の役に立っているか」を示す言葉を指しています。

私立大の医学科合格について

国公立大入試と私立大入試では、医学科合格までにそれぞれ特徴があります。
国公立大の場合、私立大の一般入試と違い「大学入試センター試験」の出来具合が大きく関係します。ある意味、センター試験で得点できなければ、出願先の大学の試験がいくらできても合格することはできません。また、場合によってはセンター試験の得点が足りなければ、「第一段階選抜」で不合格になり、受験そのものができない場合もありえます。
一方、私立大の一般入試では科目別の一次試験の成績が合否に一番関係が高いといえます。二次試験では小論文があるものの(場合によっては一次試験時と同時の大学があるが)、多くの場合は字数が少なく個別試験ほど大差が出にくいものです。また面接試験も必須で課されますが、基本的には得点化されておらず、やはり一次の学科試験が重視されるといえるでしょう。

「科目別合格寄与度」をはかる

では、実際に「科目別合格寄与度」をはかってみましょう。単純には模試の成績で合格者の平均成績を調査し、英語・数学・理科のいずれが高いのかを大学別に統計をとればいいわけです。

<表1>2017年入試の私立大医学科 合格者平均成績

2017年入試の私立大医学科 合格者平均成績

<表1>は2017年度入試での、「私立大学医学科合格者平均成績」一覧です。
大学のランク(合格可能性50%ライン)は偏差値72.5~62.5まで幅広くありますから、合格者の平均成績も大学によりまちまちなことがわかります。高い大学もありますし、そうでない大学もあります。
その他にこの表からお気づきのことはありますか…?そう、実はよく見るとわかりますが、合格者成績の平均値は、「英語>理科>数学」の順の大学が19大学、「理科>英語>数学」の順の大学が12大学あります。ランクの高い大学は高いなりに、そうでない大学もそれなりの位置で、ほぼすべての「科目別寄与度」がそのいずれかの順番になっており、数学が一番高い大学はありません。
医学科といえば理系ですから、数学や理科ができる人というのが世間の一般的なイメージです。しかし、現実には英語の成績がないと受験は突破できないことがこれでわかります。

これからの学習計画に向けて

理系の生徒はある意味、数学と理科ができるから理系になった人が多い現実があります。これは、ひょっとすると、放っておくと数学や理科ばかりの学習に偏る危険性も含んでいます。
そこで、これから受験に臨もうとしている皆さんには、英語の学習を徹底的にやっておこうという気構えを持ってもらいたいのです。特に、私立大の入試では、文法や和訳問題が多く、英作文が出題されることはあまり多くありません。ましてや自由英作文が出題される私立大学は、より少数です。一方、国公立大では自由英作文を含む英作文の問題は普通に出題されます。ということは、国公立大と私立大の受験のバランス、つまり大学の併願をどうするのか、そこまで考えて学習の深みを考えるようにしていく必要があるでしょう。
また、英語の出来具合はアウトプットしたものが評価されるかどうか、採点者の目線でチェックする必要があります。先生との連携をとりながら、評価される答案なのかどうかを添削してもらう時間を持つようにしましょう。

これからは、アウトプットされたものをチェックする学習が大切になってきます。そのためには受験生としての計画性や自己マネージメントが必要です。計画的に学習を進め、より実戦的な答案が作成できるよう日々の学習を積みましょう。