各講座詳細-教科の学びを深める- みらい探究プログラム K-SHIP | 体験授業・イベント
教科の本質をとらえる
教科の「見方・考え方」を学ぶことで、本質に迫ります。「おもしろかった」の1歩先へ行くプログラムです。
教科「情報」で学ぶ、重要分野を押さえよう
数学の勉強を頑張っているけれど、結果に結びつかずに、悩んでいる方は多いのではないでしょうか?それは、頑張る方向を間違えているのかもしれません。この講座では、日常の身近な題材を用いて「数学の学び方」 「数学の正しい頑張り方」を紹介します。「問題が解けない」=「数学ができない」ではありません。この講座で数学の見方・考え方を身につけて、数学で「もう泣かない」自分を手に入れましょう!
講師プロフィール
下町 壽男
元県立高校校長
数楽共育コンシェルジュ
Japan International School(タシュケント&サマルカンド)エグゼクティブアドバイザー
内容
・数学が苦手な人向き
・問題を解くことを目的にしません
・数学で学ぶ内容が、日常生活につながることを知る
・「数の世界」について講義します
■ご受講にあたって
・Zoomを使用します。タブレットやスマートフォン、パソコンでご参加ください。パソコンをお持ちの場合はパソコンでの利用を推奨します。
・講座実施4日前から順次お申し込みいただいたメールアドレス宛にZoomのID・パスコードをご案内します。
・データ通信費は受講者のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
難関大のライティング問題では、与えられた情報を読み解き、論理的な文章をつくる力が求められます。しかし、「何を書けば良いか」を考えるのは日本語でも非常に難しいことです。そこで役に立つのがAI翻訳です。講師の解説を聞き、DeepL翻訳(翻訳ツール)を活用して、日本語での解答の作成と英語への翻訳に取り組みます。「何をどう書くか?」という課題を解決し、ライティング力アップにつなげましょう。
*2024年7月15日、2025年3月9日に実施した講座と同じ教材を使用します。
講師プロフィール
久野 真隆(河合塾講師)
大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学
専門は19世紀イギリスの倫理学。日本倫理学会・日本イギリス哲学会所属。
学生時代、倫理学の研究に取り組む際に、英語教育にも関心を持ち、英語教員免許を取得。
現在も受験生に英語を指導すると同時に、大学で倫理学の講義を担当。
内容
・難関大ライティング問題に関する講師の解説
・DeepLを活用したライティング
アウトライン作成
解答作成(日本語)
解答作成(英語)
*この講座ではDeepL翻訳無料版を使用します。
■ご受講にあたって
・Zoomを使用します。タブレットやスマートフォン、パソコンでご参加ください。パソコンをお持ちの場合はパソコンでの利用を推奨します。
・講座実施4日前から順次お申し込みいただいたメールアドレス宛にZoomのID・パスコードをご案内します。
・データ通信費は受講者のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
■定員
50名(先着順)
■最少実施人数
5名
受講生の声
・ライティングをする際、日本語で文章を作ってから、英語に直すことは前から行っていましたが、日本語の文章をどのぐらい書けばよいのかがわからないという疑問があった。講義を受けてその疑問が解決した。
・DeepLを知ることができ、新たな学習方法を知ることができました。受験までに時間が限られている中で効率的に学ぶことが一番理想です。時間を無駄にすることがなく、DeepLを役立てられると思いました。
・自分の不足している単語をAIが補ってくれることで意図した英作文を書くことができた。うまく活用すれば自分のwriting力向上につながると思う。
整数論(初等整数論)は一般的な中学や高校の数学ではほとんど体系的に扱われないために、もしかすると受験数学を中心に苦手意識を持っている人も多いかもしれません。整数論は数学のある一連の分野を体系的に学ぶ入口に最適であると同時に、理論として純粋に美しいものでもあります。
この講座ではそうした整数論の世界の一端を、数学オリンピックで出題された証明問題を題材に紐解いていきます。受験数学対策の範疇にとどまることなく、理論そのものの深い理解を通じて難問を解く力をも伸ばすことをめざしていきましょう。
*過去のK会夏期講習「整数論」と講義(基本事項の解説)部分に重複する箇所があります。演習問題は異なります
(河合塾本郷校内、K会の通年講座「数学オリンピックに学ぶ証明の技法」のうち、整数分野のダイジェスト版にあたります。首都圏にお住まいの方は、そちらの受講もご検討ください。)
*2025年の受付は終了しました
講師プロフィール
平山 楓馬(河合塾 K会講師)
内容
第1回:合同式、素因数分解、中国剰余定理
第2回:フェルマーの小定理、位数、原始根
第3回:p進付値、平方剰余
第4回:演習問題のまとめ(第1回~3回で扱った演習問題を題材に、対話を通して整数の世界を究めます)
■ご受講にあたって
・Zoomを使用します。タブレットやスマートフォン、パソコンでご参加ください。パソコンをお持ちの場合はパソコンでの利用を推奨します。
・講座実施4日前から順次お申し込みいただいたメールアドレス宛にZoomのID・パスコードをご案内します。
・データ通信費は受講者のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
この講座に関するよくあるご質問
Q.全4回の中で受講できない日があります。欠席の場合はどうなりますか?
A.第1~3回の講義につきましては、録画映像をご案内いたします。(第4回は授業の内容上、録画映像の配信はありません。)
Q.各回の講義では事前の予習が必要ですか?
A.第3回の講義までは、事前の予習は不要です。第4回の受講につきましては、第3回までの演習問題に事前に取り組んでおくことが望ましいです。
Q.第4回の講義では必ず発言をしないといけませんか?
A.強制ではありませんが、積極的な発言・発表を歓迎します。
教科「情報」シリーズ
現代社会に不可欠な「情報活用能力」を身につけるためのシリーズ講座です。教科「情報」の重要単元だけでなく、学問や将来のキャリアにもつながる講座もラインアップ。1講座からご受講いただけますが、シリーズを通して受講することで「情報」の世界を体系的に学ぶことができます。
本講座ではネットワークの基礎知識からしくみの理解と、さまざまな暗号化技術の理解を深めます。
「情報Ⅰ」や「情報Ⅱ」で扱う情報通信ネットワークや情報システムについて、苦手意識のある方、今使っているスマートフォンや自宅のネットワークのしくみが知りたい方など大歓迎!
私たちの生活に欠かせないインターネットの世界・ネットワーク通信は、世界中の誰もが通信内容を見ることができるガラス張りの世界です。そんなガラス張りの世界で、私たちの大切な情報を相手に正しく・安全に伝えるためには、どうすればよいでしょうか?
情報の安全なやり取りのしくみを正しく楽しく理解しましょう!
講師プロフィール
蓮池 隆(早稲田大学 創造理工学部 経営システム工学科教授)
早稲田大学理工学術院 創造理工学部経営システム工学科、計画数理学研究室教授。数理最適化を利用した意思決定支援システムの開発、意思決定支援のための感情・感性に対する客観的数理モデリングなどを研究。日本オペレーションズ・リサーチ学会、日本経営工学会、システム制御情報学会等に所属、IEEEメンバー。
内容
・情報のやりとりのしくみを学び、コンピュータを正しく理解する
・プライバシーとセキュリティ
・暗号通信の実験、暗号の世界を体感する
*資料を画面共有しながら、講義を進めますので、パソコンまたはタブレットでの参加を推奨します。
■ご受講にあたって
・講座実施4日前から順次お申し込みいただいたメールアドレス宛にZoomのID・パスコードをご案内します。
・データ通信費は受講者のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
世の中には膨大なデータが存在し、私たちの生活はそれらをさまざまな形で活用することで成り立っています。
本講座では、まずデータの種類や扱い方といった基礎を学び、グラフによる可視化ややさしい統計手法を体験します。さらに、身近な事例を取り上げながら「相関」と「因果」の違いを考え、データをどのように読み解けばよいかを探っていきます。また、講義の中で実際に、参加者の皆さんがデータを収集・分析する活動も体験することで、学んだ知識を実践へとつなげていきます。
こうした学びを通して、データを正しく理解し活用するための基礎知識、数字やグラフを批判的に読み解く力、そして情報に基づいて考え判断する主体的な姿勢を養うことができます。
講師プロフィール
吉田 拓也(東大寺学園中学校・高等学校 情報科教諭)
修士(学術)
日本情報科教育学会 情報科教育連携委員
日本知財学会 知財教育分科会 副代表
日本産業技術教育学会 学会賞(2022度奨励賞・2023年度優秀実践事例賞)
日本教育情報化振興会 ICT夢コンテスト優良賞(2022・2023年度)
内容
(1)データ収集、分析、可視化の基本を学ぶ
・データの構造化、質的データ、量的データとは何か
・適切なグラフを選択できる?
(2)実生活での活用方法を体験し、データの重要性を実感する
・本当にその因果関係は正しい?
*資料を画面共有しながら、講義を進めますので、パソコンまたはタブレットでの参加を推奨します。
■ご受講にあたって
・講座実施4日前から順次お申し込みいただいたメールアドレス宛にZoomのID・パスコードをご案内します。
・データ通信費は受講者のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
2026年春実施予定
「ゾウを見たことがない人に、ゾウがどんな生き物であるかを説明してください」
この問いには情報デザインの本質の一端が含まれています。共通テストでも出題される領域でありながら、何を学ぶのかイメージがつかみにくい「情報デザイン」。実は皆さんの日常生活にも深く関わるだけでなく、論理的思考力、コミュニケーション能力、問題解決能力を高めるためにも大変重要な内容です。
本講座では、身近な事例をもとに、演習を通して情報デザインの要素である「表現」「機能」「論理」について学びながら、日常にも入試にも役立つ視点を楽しく身につけることができます。「情報デザイン」と聞いて感じるモヤモヤが「なるほど!」に変わる瞬間をぜひ体験してみましょう。
2026年春実施予定
教科「情報Ⅰ」の試作問題では、文化祭の模擬店の待ち状況を考える問題が出題されました。また、本試験では、おつりを渡すために用意すべき千円札の枚数に関するシミュレーションをテーマとする問題でした。いずれも、似たような一連の分析を体験し、確率モデルのシミュレーションの考え方を理解しておくことがポイントとなります。
シミュレーションといえば、気候変動予測など複雑なもの、難しそうなものをイメージしますが、実は共通テストでも出題されたように、みなさんにとっても日常的に行っていることもあるのです。今回は、身近な事例からシミュレーションを使って物事を考える手法を学びます。
広くみんなに知ってほしい! 文系・理系の垣根を越えて、基礎からはじめるデータサイエンス。
データを処理・分析し、評価する学問であるデータサイエンスは、私たちの周囲にある物ごとから新しい価値を創造します。現在の情報社会には欠かせないものというだけでなく、「数学Ⅰ」「情報Ⅰ」といった高校での学習や共通テストと密接につながっています。
本講座では、人気ランキングやアンケートなど身近な事例を用いて、データの読み解き方、グラフの表現の仕方を学びます。情報社会を歩く地図をここで手に入れましょう。
*2025年の実施は終了しました
内容
・問題の発見からデータの収集・整理、分析・可視化、結果の検証・評価まで、データサイエンスの流れをつかむ
・目的に合わせたデータの集め方
・正しく伝わるデータの見せ方
・データから、正しい見方・考え方・結果のとらえ方を学ぶ
*資料を画面共有しながら、講義を進めますので、パソコンまたはタブレットでの参加を推奨します。
受講生の声
・ハードルが高い学問というイメージだったが、身近なことや日々の発想の中に、データサイエンスを活かす機会はたくさんあると思った。
・グラフを見た時に、見た瞬間の直感だけで考えると本質からずれていることがあることに改めて気づけた。また、このような力は将来において役立つと思った。
・情報Ⅰや数学で学ぶデータの分析、そういった学問に対する具体的なイメージがなかなか持てず、正解も分かりづらく、困っていたのですが、今日の講座のおかげで、面白さを感じ始めるきっかけになった。
・データサイエンスは難しいイメージがあったけれど、確率や統計の例をいくつも示してくれて、楽しく理解することができた。今後の高校の授業に前向きな気持ちになった。
・データサイエンスにおけるものの考え方を学ぶことができ、共通テストの「情報」でもその考え方を活かせそうだと思った。
2026年春実施予定
過去のラインアップ
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