首都圏地区 特別イベント 『医師になるということ』 関東|体験授業・イベント・入塾説明会のご案内
このイベントは好評のうちに終了しました。ご来場ありがとうございました。
今後のイベントもご期待ください。
【イベントレポート】特別イベント「医師になるということ」を開催しました!
2024年2月11日(日・祝)河合塾麹町校にて、特別イベント「医師になるということ」を開催いたしました。医学部の攻略法、受験最新情報、学習ガイダンス、河合塾麹町校出身で現在研修医のOB・OGによるトークライブと盛りだくさんの内容で、多くの小中学生とそのご家族の皆様にご参加いただきました。
【入試情報講演・学習ガイダンス】
河合塾とメディカルラボによる入試情報講演では、最新の医学部入試や現役合格のための学習法について講演いたしました。ご参加いただいた保護者の方は熱心にメモをとり、これからの入試に必要な学習法について大きく頷く姿がありました。
学習ガイダンスでは生徒の方を対象にした「英語」「数学」の特別講義が行われました。
メディカルラボ:尾木 歩
河合塾麹町校:神本 優
学習ガイダンス
【河合塾麹町校OB・OGトークライブ「医師になるということ」】
「医師になるということ」をテーマにOB・OGによるトークライブを実施いたしました。その内容の一部をお伝えいたします!
河合塾麹町校出身、現在研修医2年目
小関さん(千葉大学出身)
米倉さん(東京医科歯科大学出身)
—医師をめざしたのはどのようなきっかけですか?
小関さん「小さいころから祖母がリウマチで手が拘縮していたのを間近で見ていたため、手の構造に興味を持ちました。姉の医学部進学をきっかけに医学部受験を考えるようになりました。」
米倉さん「私は小さいころから薬の効能などを覚えるのが好きで、医療関係の仕事に興味を持ちました。その中でも医師を選んだのは、患者の治療方針の決定にかかわることができると思ったからです。」
—大学入試を意識したのはいつごろですか?
小関さん「僕は中学・高校と受験をしましたが、部活をやっていたため、大学受験を意識したのは高校3年生からです。結果もう1年河合塾麹町校に通いましたが、今振り返ると、現役で合格した人は常に手元に単語帳を持っていたり、時間を上手に使って切り替えできている人が多かったという印象です。」
米倉さん「私が本格的に受験勉強を始めたのは、部活を引退した高校2年生の冬頃からです。塾には早期から通っていたものの、意識し始めたのが少し遅かったように思います。」
—部活との両立はどのようにしていましたか?
小関さん「中学で剣道部、高校でボート部でした。自分が心がけていたのは体力作りです。部活でどんなに疲れていても、疲れたから勉強は明日にしようとしないで、今日やるべきことは今日やる。それに耐えうる体力作りは非常に大切です。周りを見ても勉強ができる人は部活など何かしらと両立している人が多かったです。」
米倉さん「中学は卓球部、高校は室内楽部と水泳部のマネジャーをしていました。通学の電車内で勉強をしたり、学校に早く行って自習したり、時間を効率的に使うことを意識していました。」
—受験期の保護者とのかかわりはいかがでしたか?
小関さん「母親はとても心配症な人で、試験の日は自分よりも緊張していました。ですが、勉強内容のことは聞かず、できることをサポートするからと言われ、お弁当を毎日作ってくれていました。父親は客観的な質問を投げかけてくれ、今どんな勉強をしているのか、なぜ医師になりたいのかなど、多くの会話はないものの、自分を振り返るきっかけをくれる会話が多かったです。」
米倉さん「親と言い合いをした記憶はありません。むしろ、合格判定が厳しい模試の結果などを見せたときもマイナスなことは言わず、前向きな言葉をたくさんかけてくれました。また、受験勉強で22時ころに帰宅しても、夜ご飯を作って待っていてくれた思い出があります。」
—大学での勉強はいかがでしたか?
小関さん「千葉大学は9つの学部を持つ総合大学で、1年生のときは考古学など医学とは異なる教養学問をメインに学びました。」
米倉さん「東京医科歯科大学は基礎医学の勉強に力を入れています。臨床実習や研究など当時は大変でしたが、振り返るととても有意義でした。」
—医師に大切なスキルとは何ですか?
小関さん「気力と体力です。医師の仕事はみなさんが思われているとおり時間の見通しが立たない仕事です。その中でもミスを起こさぬよう集中力を保つことが大事です。また医師は生涯勉強といわれるように、常に患者さんや新しい論文から学び続けることが求められます。何事にも興味を持って継続して力を入れることが大切です。」
米倉さん「コミュニケーションと自己管理能力です。医師以外の人と連携をとり、相手の仕事を理解して役割分担をすることが求められます。」
—医師の現状のワーク・ライフ・バランスはいかがですか?
米倉さん「周囲に出産や子育て中の医師もいます。少しずつですが育休も浸透しています。個人的にも仕事だけでなくバランスをとることで、どちらも充実していると感じます。」
—最後にこれから医師を目指すみなさんへメッセージをお願いします!
小関さん「自分もそうだったように、小中学生ですぐに医師になるということをイメージすることは難しいかと思いますが、今自分が好きだと思うことを全力でやり切ってください。好きなことを努力し、全力で楽しむ経験が将来の自分に生きます。」
米倉さん「悩みや迷いもあるかと思います。今は医学部に向けてだけではなくとも日々の勉強をしっかりすることで将来の選択肢が確実に広がりますので、頑張ってください!」
【イベントレポート】医進フェスタが大盛況で終了!
2023年7月16日(日)河合塾麹町校にて、長年にわたり多くの医学部合格をサポートしてきた河合塾とメディカルラボが総力を挙げて、「医進フェスタ」を開催いたしました。
連日猛暑日が続いた三連休の中日でしたが、多くの小中学生とそのご家族の皆さまにご参加いただき、会場はたちまち一杯になりました。
日本医科大学学長による講演会や河合塾とメディカルラボによる入試情報講演では、医学部入学後の様子や受験までの勉強法について講演を行いました。熱心にメモを取る参加者の姿が見られました。英語や数学の学習ガイダンスでは、河合塾講師による特別講義を行いました。理科のワークショップは多くの小学生にご参加いただき、会場の熱気は最高潮に!皆さん興味津々で、実験を楽しみながら講師の解説に聞き入っていました。
【理科のおもしろワークショップ】
4つのブースは常に人だかり。参加者からの質問も飛び交う。
【学習ガイダンス】
プログラムの終盤でも疲れを見せずに参加。講師の問いかけに多数の手が挙がりました。
【私立大医学部入試攻略法】
メディカルラボ:可児 良友
学習の「習慣化」などすぐ実践できる手法が満載。メモを取る保護者も多数。
【国公立大医学部入試攻略法】
河合塾麹町校:神本 優
「現代文の重要性」には顔を見合わせて「うんうん」と大きく頷く親子の姿も。
【基調講演 「新テクノロジー時代の医学部」】
日本医科大学 弦間 昭彦 学長
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基調講演として、日本医科大学 弦間学長にご登壇いただきました。日本医科大学の学修支援システムを例に、テクノロジーを用いた医学部教育の変化についてお話しいただきました。以下に講演の一部を紹介いたします。
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■最先端のテクノロジーの導入
6年前からeラーニングの配信を行うなど、コロナ禍以前よりWEBコンテンツを用いた教育に取り組んでいます。講義の録画用スタジオを完備するなど、リモート教育の環境が整っています。学生たちは、大型のタッチパネル式のモニター(Big Pad)を活用してSGL(Small Group Learning)を行うことで、与えられた課題について理解を深めています。さらに、アンドロイド型模擬患者ロボットの開発も他大学と連携して行われており、内臓のセンサーによって医師の応答や声のトーンなどの評価が行われています。
■ダブルメジャーとしてのAI教育
現在、医療現場においてもAIが欠かせないものとなっており、画像や病理といった形態診断、モニタリング、総合診療支援などにおいて活用されています。そんな状況において、医師にはAIリテラシーや数理・データサイエンスの力が求められています。そのためAI教育センターを設置し、初年度から教育に取り組んでいます。
■研究配属
研究配属については従来3週間だったものを8週間に拡充し、学生が興味のあることについて研究ができるようにしています。東京理科大学、早稲田大学との共同研究のほか、ノーベル賞受賞者のもとで最先端分野の研究を行ってきた若手研究者を招き、日本医科大学としても研究に力を入れています。
■臨床実習
臨床実習においては、VRを用いて事前に臨床の様子や処置を見てから実習を行うことが紹介されました。手技のハードルが低くなるというメリットがあり、ポストコロナでも活用できることが期待されています。また、学生用の電子カルテが導入され、その内容をもとに学生の成績評価が行われています。
日本医科大学では、これらの最先端のテクノロジーを用いて医学教育の充実が図られています。このような技術を取り入れることにより、学生たちは今まで以上に能動的に学び・思考し、理解を深めていってほしいとお話しがありました。
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参加した生徒・保護者からは「医療の現場について知ることができて感動した」「医療でもどんどんIT化が進んでいき、技術やデータを活用する力が必要になることに気づかされた」「日本医科大学の教育内容がよく分かった」「将来どんな医師になりたいか考えされられた」などの感想がありました。
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麹町校<医進専門特化校舎>
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