親子で乗り切る大学受験<現役合格はここからスタート!> 2017特別進学講演 イベントレポート | 体験授業・イベント
2017年10月上旬~11月上旬にわたり、開催
毎回、多くの高校生・保護者の方々が集まる特別進学講演。今回は、高校生と保護者の方を対象に「親子で乗り切る大学受験<現役合格はここからスタート!>」と題し、10月上旬から11月上旬にかけて、全国の河合塾46会場で開催されました。今回は、<医学部医学科編>と<中3生編>も新たに設置し、志望大学をめざす中学生・高校生・保護者へ向けた講演を実施しました。
(写真:福山校)
- 日時
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2017年10月1日(日)・8日(日)・9日(月・祝)・14日(土)・15日(日)・21日(土)・22日(日)・28日(土)・29日(日)・11月3日(金・祝)・5日(日)
- 会場
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全国の河合塾会場
- 対象
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中3・高1・2および保護者の方
- 講演内容
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Part1. 大学入試最新情報
Part2. 受験生になる前にやっておきたい3つのこと
Part3. 現役合格できる生徒の学習法※一部会場では医学部医学科編と中3生編を実施。
<一般編>45会場
- 北海道・東北地区
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札幌校、仙台校
- 首都圏
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麹町校、新宿校、池袋校、秋葉原館*、自由が丘現役館*、吉祥寺現役館*、調布現役館*、立川校、町田校、厚木現役館*、藤沢館*、横浜校GA館、あざみ野館*、金沢文庫現役館*、大宮校、南浦和現役館*、川越現役館*、柏校、松戸現役館*、津田沼校、千葉現役館*、水戸校
- 中部地区
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名古屋校、千種校、豊橋校、岐阜校、浜松校、四日市現役館*、津現役館*、刈谷現役館*、岡崎現役館*、豊田現役館*、星ヶ丘現役館*
- 近畿地区
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大阪校、上本町校、天王寺校、京都校、神戸三宮現役館*、現役生教室堺東*
- 中四国地区
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広島校、福山校
- 九州地区
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福岡校、北九州校
<医学部医学科編>12会場
- 北海道・東北地区
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札幌校
- 首都圏
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麹町校、池袋校、立川校、町田校、横浜校GA館、大宮校、柏校、津田沼校、水戸校
- 中部地区
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名駅校
- 近畿地区
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- 中四国地区
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- 九州地区
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福岡校
<中3生編> 21会場
- 北海道・東北地区
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- 首都圏
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麹町校、新宿校、池袋校、秋葉原館*、吉祥寺現役館*、立川校、町田校、横浜校GA館、大宮校、南浦和現役館*、津田沼校
- 中部地区
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名古屋校、千種校、豊橋校、岐阜校、四日市現役館*、津現役館*、刈谷現役館*、岡崎現役館*、星ヶ丘現役館*
- 近畿地区
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- 中四国地区
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- 九州地区
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福岡校
- (学)河合塾主催。ただし、仙台校は(学)文理学院、*の校舎は(株)河合塾進学研究社主催の校舎。
●一般編
変わり始めた大学入試と「新しい学力」への対応
「Part1.大学入試最新情報」では、最新の入試情報のほか、過去と比べてどのように大学入試が変化してきたのか、また各大学の入学者選抜がどのように変わっていくのか、などが説明されました。
私立大学では定員割れを起こす大学がある一方、旧帝大を中心とした難関国公立大学、都市部の有名私立大学、医学部医学科は高い人気を誇っています。当然こういった大学では入試難易度もかつてと比べ大きく変わっていません。一方、大学入試はすでに変わり始めています。社会状況が変化したことにより、求められる人材も変化し、「常に新しい知識を取り入れ続けること」「蓄えた知識を総動員して自分の頭で考え抜くこと」「人々と協力して問題を解決していくこと」などの力が必要となってきました。求められる人材の変化とともに、教育も変わる必要があり、大学入試改革は「学力の3要素」をキーワードに進められています。
高3生になるまでの過ごし方で、現役合格への距離が変わる
続いて、「Part2.受験生になる前にやっておきたい3つのこと」では、志望校選びやこれからの過ごし方のポイントについての説明がありました。
1つ目は、志望学部・志望大学を明確にすること。将来どんな職業に就きたいか、何を専門的に学びたいか、まずは、自分の将来について本気で考えることの大切さの話がありました。オープンキャンパスに参加することが受験勉強のきっかけになることも多く、河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」や、志望大学別受験情報サイトの活用も勧められました。
2つ目は、入試から逆算した学習計画を立てることの重要性の話がありました。苦手科目を残したまま高3生になると、演習不足のまま入試本番を迎えることになってしまいます。センター試験で問われる内容の7~8割は高1・2の学習内容からの出題です。高3生になるまでに、基礎固め、苦手科目克服をしっかり行うことが必要不可欠です。入試から逆算し、「いつ」「何を」「どれくらい」やるべきかを明確にし、すぐに受験勉強を始めることが勧められました。
3つ目は、「思考力・判断力・表現力」を伸ばすことを意識した学習を始めること。入試には「基礎学力+α(学力の3要素)が必要になってきます。どのような「新しい学力」を求められるのか、入試問題などから知っておく必要があるそうです。
最後に、本日のまとめとご家庭でできることついての話がありました。学力の3要素の1つ、「思考力・判断力・表現力」を身につけるためには、ご家庭でのコミュニケーションも役立つという話がされました。また、ご家庭では、情報面、環境面で支援する態勢をとることが大切とのことでした。
現役合格するためにすべきことを具体的にアドバイス
Part3.では、河合塾講師による学習法や河合塾OB・OGによる合格体験談などの講演が行われました。
首都圏では「秋から本格スタート!現役合格できる生徒の学習法」、中部地区では「現役合格のために今からやるべきこと」、近畿地区では「大学入試に向けた勉強のコツ」、九州地区の福岡校では「入試、みらいを切り拓く読解力」、北九州校では「数学の力をつけるために考えて欲しいこと」と題した講師講演が行われました。また、北海道地区の札幌校、東北地区の仙台校では、河合塾OB・OG座談会が行われました。今回はその中から抜粋して池袋校で実施された一般編の講師講演をレポートします。
池袋校では英語科講師から、現役合格するために必要な学力、具体的な学習方法についてのアドバイスがありました。英文法・英単語を確実に定着させる学習方法、長文読解における精読の方法など、すぐに実践したくなる内容で、参加者の方々がうなずいたり、熱心にメモを取ったりする姿が見られました。
講演終了後には、池袋校のスタッフによる個別学習相談が行われました。多くの方が個別相談に参加され、熱心にこれからの学習計画や過ごし方を相談されていました。
(写真:北九州校)
●医学部医学科編
「Part1.大学入試最新情報」では、医学部入試に絞った最新の大学入試情報について説明がありました。国公立大学では後期日程を廃止する大学が相次ぐ一方、私立大学では入試方式の多様化が進んでおり、一般後期入試を実施する大学やセンター方式を導入する大学が年々増加しています。その他、センター試験が重要になる国公立大入試のポイントや、新設大学などが紹介されました。
Part2.では、「受験生になる前にやっておきたい3つのこと」と題し、医学部医学科合格のためにやっておいてほしいポイントについて説明がありました。
まずは、医学部医学科の志望動機・目標大学を決めること。なぜ自分は医者になりたいのか、どのような研究をしたいのか、それを実現するにはどの大学が良いのか。これらを明確にすることで受験勉強へのモチベーションアップにもつながるとの話がありました。
さらに、「医学部受験の際に必要な面接・小論文・医療用語」の具体的な対策法が紹介されました。医学部医学科は、ほとんどの大学で面接を行われ、医療問題にどのくらい関心を持っているかを問われることも多くあります。普段からアンテナを張ってこれらの情報に関心を持つことが大切とのことでした。
Part3.では、河合塾講師による学習法や河合塾OB・OGによる合格体験談などの講演が行われました。
●中3生編
Part1.では、2020年度から大きく変わる大学入試について、その概要と入試が変わることにどのように対応していけば良いのかについて説明がありました。これまでの大学入試では、教科学力を測ることがメインであり、問われているのは「知っているか、覚えているか」でした。しかし、これからは単に知識を覚えているかどうかではなく、その知識をきちんと理解し、活用できるかどうかといった力が問われるようになります。入試を突破するためには、「思考力・判断力・表現力」を伸ばすことを意識した学習をスタートさせることが必要とのことでした。
Part2.では、河合塾講師による学習法についての講演が行われました。
中3生は入試が大きく変わる年度に大学入試を迎える学年ということもあり、保護者の方も熱心にメモを取りながら聴く姿が見受けられました。
各校舎の講演の様子
上本町校
池袋校
麹町校(中学生編)
仙台校