勉強がはかどる!先輩こだわりの勉強グッズはこれ! 受験情報
大学合格を勝ち取った河合塾の先輩たちに、勉強がはかどるグッズについて聞いてみました!
効率的に勉強を進めるカギは、使いやすい勉強グッズをそろえることにあります。集中力が続かない、モチベーションがなかなか上がらない……と悩んでいる人は、先輩たちのエピソードを参考にして、勉強グッズにこだわってみたら受験勉強もはかどるかも?
近藤 照久さん 早稲田大学 教育学部1年
このシャープペンシルは、ウイスキーの樽からつくられたもので、木肌の質感がしっくりときます。私は木や日本家屋が好きなので、木製のシャープペンシルなら気持ちが落ち着くかなと思い購入しました。
醸し出す和の雰囲気から日本史で使っていたのですが、とても気に入ってしまい、最終的にすべての科目で使うペンになりました。受験生の間、これ1本で勉強してきたので、そのおかげで普段勉強するときのテンションで受験にも挑むことができました。
試験会場に持ち込めるものは、消しゴムとシャープペンシル、鉛筆ぐらい。だから普段使っているもので挑んだほうがいいと思います。シャープペンシルは、お気に入りの相棒を1本決めて極めることが大切。自分の好みのものだと本番でも落ち着くし、本来の力を発揮できるのではないでしょうか。
ウイスキーの樽からつくられた木肌の質感
普段から使っていて愛着がある
使い慣れているので試験会場でもリラックスできる
京都大学 薬学部 M.Mさん
私はペン先が細いシャープペンシルが好きです。というのも、ペン先から持ち手に向かって円錐状に広がっているタイプのものだと、少し手元が見にくく感じるからです。私は重さもある程度あってちょうどいいシャープペンシルをずっと使っています。
生田目 陽介さん 早稲田大学 文学部1年
私がおすすめするのは、ノック式の蛍光暗記ペンです。ノックの感覚が好きで、カチカチさせて、自分自身を落ち着かせるアイテムとしても使っていました。いつも勉強している部屋でカチカチしていたので、カチカチとノックすることでどこにいてもリラックスできるようになりました。もちろん試験中はやりませんが、試験直前の緊張しているときにノックすると、気持ちを落ち着かせることができました。
緑色を選んだのは、赤シートで消せるから。とりあえず気になるところは、この暗記ペンを使うようにしていました。今までに全部で3本使い切って、これは4本目です。ノック式は、カチッと押せばすぐに使えるので、時間も無駄にしない、持っていて損はないアイテムです。
赤シートとあわせて暗記用学習に!
(個人的に)リラックス効果あり!
ノートを取ったり、解答を書いたり、マーキングしたり、勉強する際に最も使用頻度が高いペン類。持った感覚、書き味、見た目、重さなど、自分なりのこだわりを持っている人が多いようです。ともに受験勉強を乗り越えてきたペンは、最後の最後まで受験生の味方になってくれるでしょう。
土肥 萌華さん 東京農工大学 農学部1年
理系教科の勉強では、たくさん計算することがあります。最初はノートやルーズリーフを使って計算していたのですが、量が多くなるともったいないですよね。
裏紙を使う方法もありますが、サイズがバラバラだとまとめるのに一苦労。そこで見つけたのが、このらくがき帳でした。無地なので自由に計算式を書けるのもポイントです。
数学の試験は、解答用紙が無地のことが多いので、本番を意識して半分に折ってどんどん解いていくように練習していました。罫線がない解答用紙に慣れるためには、普段から無地の紙を使うことをおすすめします。
ページ数が多いのでたくさん使える
解答用紙と同じ無地だからリハーサルに!
福原 直紀さん 東京大学 文科一類1年
たくさんのルーズリーフを使ってみた結果、特におすすめしたいのがB5サイズB罫のルーズリーフです。B罫ぐらい詰まっていたほうがたくさん文字を書いてもきれいに見えるし、勉強している感じも出ます。
私が使っているルーズリーフには、よく見ると罫線にドットが打たれているので、直線や図形を書きやすく、文頭をそろえられるので文字もきれいに書けます。数学は視覚的情報が多いので、図やグラフを実際に書いてみて、なぜそうなるのか実感することが理解への近道です。試験で少し計算につまずいても、図やグラフを正確に書く練習をしていれば、直感的にわかることも多いと思います。
ルーズリーフを選ぶポイントとしては、文字の書きやすさを考えて、サラサラした紙質のもの、紙が厚くて破れにくいもの、角が折れづらいように四方の角が丸くカットされているものがいいですね。また、ルーズリーフはあとで復習したいところだけファイルから外して、持ち運べるので便利です。
サラサラして文字が書きやすい
紙に厚みがあり、角が丸くカットされているので丈夫
罫線にドットが打ってあり、図形が書きやすい
復習したいところだけ外して見ることができる
京都大学 工学部 N.Hさん
京大生協で売っている「京大ノート」は、1冊280円くらいで、ノートにしては高いですが、値段が気にならないほど使い心地が良いです。一枚一枚に京大のロゴが透かしで入っていて、高級感があります。また、使っていると京大生の気分になれて、勉強がはかどりました。モチベーションアップにもつながるのでおすすめです。
ペンが相棒なら、ノートは受験の名脇役。授業の内容をきれいに書いたり、計算式を書いたり、暗記したい言葉を書いたり、その使い方はさまざまです。美しく書かれたノートは復習しやすく、効率もアップします。実際に復習上手な先輩たちの多くは、ノートをきれいにまとめるように心がけていたといいます。また、きれいに書くには、紙質にこだわることも大切です。
野田 瑞希さん 首都大学東京 都市環境学部2年
プリントなどの整理整頓には、穴あけパンチがおすすめです。ルーズリーフと同じように穴を開ければ、ファイルに綴じてまとめることができます。理系の勉強には計算用紙がたくさん必要です。最初は全部捨てていたのですが、計算式を見直したいと思ったときに、どうにか保存できる方法はないかなと考えていたところ、家でこれを見つけました。
これは母も受験のときに使っていたらしいのですが、それ以降ずっと引き出しで眠っていました。まさに奇跡の出会いです。積み上げられた計算用紙を見返すと、こんなに勉強したんだ!とモチベーションアップにもなります。授業プリントや過去問を解いたものなど、自分が見たいときにすぐ引き出せるようにしておくことも大切です。勉強の効率を上げるために使ってほしいなと思います。
プリントに穴を開けて綴じられる
計算用紙もきれいに整理できる
ウルフ・シェインさん 早稲田大学 文学部1年
何時間か集中して勉強をしたあと、もう英語も現代文もやりたくないと思ったときは、社会教科に取り組むようにしていました。旅行が好きなので、地理資料は見ているだけでリフレッシュできるし、勉強したという気持ちにもなれる素晴らしいアイテムです。
写真など視覚的・感覚的な情報も多くて、自分の教養を増やすのにもぴったり。大学受験が終わったらこんなところを旅したいなと考えると、モチベーションアップにもつながりました。
・写真が多く、視覚的に勉強できる
・試験に必要なものだけでない知識を増やせる
・見ているだけで、リフレッシュできる
京都大学 教育学部 Y.Hさん
何より欠かせないのが、テキストや参考書を自分にとって大事な存在にすることです。オリジナルのカバーをつけたり、かわいくデコったり、友達とのプリクラを貼ったりしている人もいました。自分なりに愛着を持てる工夫をしてみるとよいと思います。
人間の集中力の限界は、一般的には90分といわれています。集中して勉強をしたら、少し息抜きの時間も必要です。勉強を離れてリフレッシュすることも大切ですが、せっかくならリラックスタイムを有効に使える学習参考書などを見つけてみるのはいかがでしょうか。
受験勉強は、時に孤独なものです。そんな受験生活を乗り越えるためにも、いつも受験生の身の回りにある文房具などの勉強グッズにこだわってみてはいかがでしょうか。ともに過ごす相棒を見つけることで、モチベーションアップにもつながります。ぜひ先輩たちの声を参考に、自分にぴったりな勉強グッズを探してみてください。
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