「ココから攻める!東大現役合格ゼミ」 イベントレポート | 体験授業・イベント
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2020年12月13日(日)10:00~14:30
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河合塾 本郷校<東大専門特化>
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高3生
イベント概要
東大入試に精通した河合塾講師が「最重要分野」「現役生の苦手な分野」に的を絞ってレクチャーしました。また、河合塾にある東大入試のデータに基づいて進学アドバイザーが東大合格に向けたこれからの戦略・模試の活用方法などもお伝えしました。受講者からは、「成績が伸び悩んでいて不安だったが、受講して不安を解消することができました!」「入試本番に使える引き出しが増えました!」など有意義な時間を過ごせたという感想が多数集まりました。
ココから攻める!東大英語
河合塾講師 高沢 節子
東大合格に向けて本番での戦略についてのアドバイスから今回の講義は始まりました。各問題の合格者の得点率や時間の使い方など細かな解説が行われ、受講者も新たな発見が沢山あったようでした。次に、東大入試オープンや東大の過去問を例に、各問題の「ココから攻める!ポイント」や採点基準の解説が行われました。実際の回答例を参考にしながら、どこで減点されているのかなども説明がありました。最後の時間を使って実戦的な問題にも挑戦しました。実際に本番を意識した時間で問題に取り組むことで、本番のイメージを抱くことができました。また、試験当日の気持ちの持ち方や、共通テスト対策などを合わせた本番までの学習方法などもお伝えしました。
東大入試の最新動向とココから狙える合格戦略
河合塾本郷校 進学アドバイザー 川野 桜子
はじめに、東大に合格するために大切な気持ちの持ち方やこれからの行動について説明しました。次に、今までの東大受験生の合格平均点・最低点の推移、個別試験での受験生の成績分布データを紹介しました。データに基づいて「重要な科目」や「各科目で合格に向けてどの程度得点しなくてはいけないか」などをお伝えし、そのうえで模試返却後の自己分析の方法や冬のスケジュールの立て方をアドバイスしました。更にセンター試験と比較した共通テストの問題作成の方向性を説明しました。過去問もなく、センター試験と大きく違うからこそ、予想問題を解くことが重要になる、とお伝えしました。
ココから攻める!東大理類数学
河合塾講師 香坂 季京
東大入試において頻出である「とり得る値の範囲・奇跡・領域」の問題を解くところから講座がスタートしました。受講者は真剣に問題に取り組んでいました。簡単な例を用いた解説を聞いて「知らない知識はなかった」と思ったようです。受講者は、問題は字面だけでなく意図を読み取れるかが重要、ということを実感していました。最後は、多くの受験生を指導してきた香坂先生が「現役生は今から伸びる。残り2ヶ月頑張れ。」という力強いメッセージで激励しました。受講者からは「伸びる可能性があると気がつけた」との感想を多く頂きました。
ココから攻める!東大文類数学
河合塾講師 刈谷 今比古
文系数学において苦手な人も多い「逆像法」「確率漸化式」を扱いました。数学を計算ではなく、言語として扱うことに重点を置いた解説がされました。いきなり解答を書き始めるのではなく、まずは実験してみること、模式図を使って状況を整理することなど、数学らしくない解説に受講者たちは驚きつつも、自然とのめりこんでいました。解説の時間中も受講者自身に考えさせる時間を作るなど、しっかりと意味を考えることの大事さを伝え、実感させる授業でした。「今日扱った問題を毎日繰り返し解いてほしい。そうすれば本番も同じことができるから」と、刈谷先生からの受講者へのエールで講座が締めくくられました。