2020年度「LIVE配信 東京大学特別講演会」 イベントレポート | 体験授業・イベント
東京大学特別講演会
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、各大学のオープンキャンパスや体験授業の中止・延期が相次ぎ、中高生が大学や大学で学問について触れる機会が減る中、河合塾ではLIVE配信にて特別講演会を実施し、東京大学の教授に大学での学びの面白さなどを語っていただきました。
- 実施日時
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2020年11月23日(月・祝)13:30~16:00
- 会場
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河合塾本郷校およびLIVE配信
- 対象
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中学生・高校生・高卒生・保護者
第Ⅰ部
「東大生になるために」
講演者:河合塾本郷校 青木 緑
東大生になるために各学年で、どんな心構えが必要か、どんな準備が必要かについて講演が行われました。
東京大学の教育プログラム・2021年度入試から導入される共通テストの特徴にも触れながら、こつこつ努力すること、基礎力を身につけること、復習することの大事さを伝えました。また、日々の行動からできることについても触れ、「整理整頓から始めます!」とのコメントもありました。
「どんな課題があるのか、自分が今何をするべきなのかを自分で考えて行動できるようになりましょう!」と未来の東大生たちへ熱いメッセージを送られました。
第Ⅱ部
「東大教授×河合塾英語科講師 特別対談」
講演者:東京大学文学部 阿部 公彦 教授 河合塾英語科講師 村瀬 亨
「人文学は役に立つのか?」
阿部教授からは、人文学では何を目的とするか考える、大学での学びと高校までの学びがどう違うかなどについてお話しいただきました。講演の冒頭では、新型コロナウイルス感染の拡大などタイムリーな話からしていただいたことで、視聴者にわかりやすく先生の研究の一端を説明されていました。
また英語の勉強法もお話しいただきました。「聞く」ことにもっと比重を置くことで、単語や文法を勉強する意味を実感しやすくなることや、音声も含めて具体例も提示していただいたことで皆さん納得していました。
視聴者からのコメントにも一つ一つ丁寧に対応していただきました。
大学では自ら課題を発見すること、そのためにも高校までの学習で「与えられた課題を解く能力」を身につけてほしい、という未来の東大生たちへ奮起を促して、締めくくられました。