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先輩に聞く!失敗しない浪人生活の過ごし方 コース・講習

「全力でやり抜く」得意なことを生かす道もある プラス思考で東大合格を掴んだ 「全力でやり抜く」得意なことを生かす道もある プラス思考で東大合格を掴んだ

1年間の浪人生活を経験し、現在は東大生ライフを満喫している田島さん。現役時は理系学部を受験しましたが、文系学部への転向を決意して再チャレンジしました。大学入試センター試験から大学入学共通テスト(以下、共通テスト)への変化や、コロナ禍での受験という難しい状況の中、勉強面でも生活面でもさまざまな工夫をして合格を勝ち取りました。「受験までの長い1年間をどう過ごせば合格できるのか」を知りたい方は、田島さんの体験談をぜひ参考にしてみてください。

苦手科目の克服に時間を使い過ぎてしまった現役時

合格体験談を語るOB1

—現役時に受験した大学と結果を教えてください。

国立名古屋大学理学部と慶應義塾大学経済学部を受験し、どちらも不合格でした。センター試験の結果が悪く、志望校を東大から名大に変更しましたが、やはり受からなかったですね。

—敗因は何だと思いますか?

センター試験の物理で、半分程度の点数しか取れなかったことが大きいと思います。もともと数学・理科は苦手でしたが、高校時代はそれを克服するためにひたすら勉強してきたので、「これ以上、どうすればいいのだろうか」と途方にくれる気持ちになりました。しかし、その一方、日本史では1問しかミスがなく、98点も取れていました。これまで苦手分野の克服に時間を使い過ぎ、他の科目を犠牲にしてきたのかもしれない。そう思い、理系を選択したこと自体を見直そうと思いました。

「得意なことを生かす道もある」と考え、文転を決意

—そもそも苦手な理系を選んだ理由は何だったのでしょうか?

社会も理科も教科としては好きで、宇宙などの分野にも興味がありました。中学時代から月の研究をしていたので、将来的にそのような道に進みたいと考えて理系を選択しました。

—文転を決意した背景にはどんな思いがありましたか?

「自分の得意科目を学んで、社会に貢献していく道もあるのではないか」と思いました。もしも東大の理系学部に合格しても、専門を選ぶ際には成績で振り分けられてしまいます。理科や数学の科目で優秀な成績を修めなければ、せっかく入学できたとしても興味のない分野を学ぶことになるので、それは避けたいと考えました。

—東大以外の選択肢は考えていなかったのでしょうか?

東大は、日本の大学の中で最も研究予算に恵まれている点、優れた研究者が指導してくれる点がやはり大きな魅力でした。「大学に行くなら、より良い環境の中で学びたい」と考え、東大に入ることをモチベーションに勉強してきたので、それ以外の選択肢は正直あまり考えていませんでした。

コロナ禍で不安が残る中、両親を説得して再チャレンジへ!

合格体験談を語るOB2

—浪人することを決めたのはいつごろでしたか?不安はありましたか?

センター試験の結果が悪かった時点で、浪人することは決意していましたが、これから1年間頑張っても受かる保証はないという不安はもちろんありました。また、当時は新型コロナウイルスが流行し始めていた時期だったので、「そもそも受験自体、実施されるのだろうか」という漠然とした社会への不安も感じていました。

—決断する際、誰かに相談しましたか?

ずっとお世話になってきた塾の恩師に、浪人することについて不安な気持ちを話しました。最初はびっくりされましたが、「不安になっても何も変わらないし、仕方ない」と楽観的に背中を押してくれました。受かるつもりでやれば、きっと力になる!そんな前向きな気持ちになりましたね。

—文転することへの不安はありましたか?

世界史を一から学ぶことへの不安はありましたが、歴史は好きだし、知らない世界を知る面白さがあります。他の浪人生より出遅れてはいますが、「逆に、その分成績が伸びていく楽しさを味わえるはず」と、プラスにとらえることにしました。

—ご両親は賛成してくれましたか?

センター試験では、東大レベルの英語・国語の点数をとれていたし、日本史の点数も高かったので、それを根拠に「1年間頑張れば東大に合格できる!」と主張しました(笑)。もともと両親は文系を勧めてくれていましたので、応援してくれました。

コロナ禍で浪人生活を開始。大変だったけど意外にも面白いこともあった!入試 本番で「8~9割聞いたことがある」と感じた授業の魅力

共通テスト対策に復習を繰り返した河合塾のサブテキスト

—東大合格をめざすために河合塾を選んだのはなぜですか?

東大入試に特化した授業を受けたいと思ったからです。河合塾は、東大の文系受験にも強いと聞いていたので、まずは入塾説明会に参加することに。コースの説明を聞いたり、テキストの内容を見たりした結果、東大受験に照準を合わせた指導をしてもらえると感じましたし、東大合格率が高いことも決め手となりました。また、現役時のセンター試験から共通テストに変化することに不安もあったので、その対策がカリキュラムに組み込まれていることも魅力でした。

—コロナ禍でスタートした浪人生活、不安はありませんでしたか?

緊急事態宣言の影響を受け、実際に河合塾に通い始めたのは6月以降でした。しかし、それまでの間オンライン授業を受けることができたので、焦りや不安はありませんでした。

—浪人生活について、スタート前と後のギャップはありましたか?

勉強ばかりで楽しくないイメージがありましたが、意外とそうでもなかったです。もちろん毎日の勉強は大変でしたが、岐阜から名古屋まで電車で通学していたので、月に1~2度、帰りにデパートに寄って、自分へのごほうびにスイーツを買うことが楽しみでした。コロナ禍のために河合塾での友達は特にできなかったけれど、チューターや講師に相談できる機会は多かったし、何より、授業が面白かったです。

—具体的に、授業のどんなところに面白さを感じましたか?

特に面白かったのは、小論文と日本史の授業です。小論文はテキストの題材を読むだけでも面白かったし、日本史の講師が、時代背景や社会問題、それに対する自分の価値観なども話してくれて参考になりました。また、古文の講師は、毎回ギターを持参して、文法を覚える替え歌を教えてくれました。気分転換にもなって、すごく楽しかったです。

—浪人生活で身についたことは何ですか?

視野が広がり、社会に対する見方が変わりました。講師の先生方は、教科書には載っていない背景や考察まで教えてくれたので、物事を深く広くとらえる力が身についたと感じます。

—その力は受験にも役立ちましたか?

実は、日本史の講師の話していた内容が8割~9割方、試験問題に出てきたんです。センター試験から共通テストに変わったことで、模試や本試験で資料を読み解く力を試される問題が増えましたが、「あの時、講師が話していたのは、このことだったのか!」と驚くことも多くありました。

現役時と違い、ポイントを押さえて効率的に学習。不安のあった共通テストも、河合塾の教材でしっかり対策できた

合格体験談を語るOB3

—現役時と浪人時、一番の違いは何でしたか?

確実にポイントを押さえて勉強を進めることができました。河合塾のテキストや授業では、入試に本当に必要な部分だけが抽出されています。また、「すべての問題を完璧に解けるようにならないとダメだ」と思い込んでいましたが、講師が「合格点を取れば受かるから、気負わなくて大丈夫」と言ってくれたので、すごく気が楽になりました。

—現役時の勉強法は?

学校の授業にあわせた勉強をしていたので、定期テストは得意でしたが、実力テストでは点数が取れませんでした。苦手な数学を克服するために、サブテキストの問題をたくさん解こうとしましたが、不要な部分に無駄な時間をかけていたと思います。また、自分で選んだサブテキストには問題解説が少なく、理解するのにも時間がかかっていました。

—浪人時の勉強法は?

河合塾のテキストやサブテキストのみに絞り、平日は授業の予習・復習、休日はその週に受けた授業の復習をしました。意識したのは、勉強の効率を上げることです。理解できている教科には復習の時間をかけず、その分、予習や新しい問題を解いてペースを上げていきました。河合塾では論述問題の添削もしてくれるので、現代文、日本史、世界史などはそれを解き直して理解を深め、苦手な数学は地元の塾の講師に答案をもとに個別指導してもらいました。

—共通テストの対策ではどんな勉強をしましたか?

河合塾の授業とテキストのみで十分に対策できました。日本史、世界史、古文のテキストやサブテキストは、時代背景や用語の解説もあり、授業の中で自然に頭に入りました。小テストは本番の答案用紙と同じマークシートで、解答に慣れることができたと思います。英語のリスニング対策では、問題傾向にあわせて「先に選択肢を読む」「最後までしっかり聞く」を使い分けるコツを教えてもらいました。現役時にはそんな方法を知らなかったので、メリハリをつけた解き方が身につきました。

効率良く学んだ毎日のスケジュール!浪人時の1日の過ごし方

浪人時の1日のスケジュール円グラフ 浪人時の1日のスケジュール円グラフ

集中力をキープして勉強を続ける秘訣や、コロナ禍での健康管理とは?

—1年間、集中力を切らさずに勉強を続けられた秘訣は?

自分の好きなことができる自由時間をきちんと作るようにしました。僕は音楽が大好きなのですが、勉強中に流すと集中できないので、リラックスタイムに聴くことにしていました。他にも、フライトシミュレーターのゲームをしたり、ナノブロックで世界遺産や城を組み立てたり、勉強とは関係のないことでリフレッシュしていました。

—コロナ禍で、健康管理などで注意していた点はありますか?

河合塾に通うこと以外では、移動をなるべくしないように気をつけました。休日も電車には乗らず、自習には地元の自習室を利用しました。昼食も外食はせず、母の作ったお弁当を食べていました。栄養バランスも保てたと思います。

模試の結果を見て伸ばすべき部分を強化、夏に初のA判定

—1年間のスケジュールはどのように配分しましたか?

授業の予習・復習をしっかり行いました。また、模試の結果を見ながら伸ばしていくべきところを強化し、弱点を見つけたら重点的に復習するなど、ペース配分をしていきました。河合塾で添削してもらうことで、できている部分、できていない部分を把握することができ、効率的に勉強できたと思います。

—成績アップの手応えを感じたのはいつ頃でしたか?

夏の第2回全統共通テスト模試で、初めて東大合格のA判定が出ました。地歴の点数は8割しっかりとれていたので、「集中して取り組んだ部分はちゃんと伸びている」という手応えを感じました。秋の東大入試オープンでもB判定が出て、夏に受けた時より日本史や国語の得点や偏差値もアップ。ただ、地歴・国語・英語は伸びていくのに、数学の点数はあまり上がらず。それでも、「とにかくやり続けよう」と、勉強を続けました。

—文転したことで大変だったことはありますか?

世界史の勉強が本当に大変でした。とにかく覚えることが多かったです。とはいえ、焦っても身につかないので、やるべきことをやろうと考え、基礎の用語をしっかり覚えることに集中しました。論述対策は、河合塾で教えてもらいました。早いうちから600字論文に取り組んだため、結果的に書き方の方法論と覚えるべき世界史の知識を同時に学ぶことができました。

成績推移 成績推移

共通テスト直前でスランプに。不安を乗り越え、二次試験へ!

合格体験談を語るOB4

—スランプはありましたか?

共通テストの直前に、国語のマーク式回答を難しいと感じるようになりました。得意科目だったのに本番でも時間が足りず、自己採点してみたら目標だった9割の点数を達成できませんでした。判定もC判定にまで落ち込み、「この状態で本当に受かるのかな」と不安でいっぱいになりました。

—どうやってその不安を乗り越えましたか?

人と話す機会を作りました。中学・高校時代の友人に会って受験と関係のない話をしたり、東大を目指している浪人中の友人に会ってみたり。彼も東大に合格しましたが、僕と同じく、共通テストの結果があまり良くなかったそうで、いろいろ話すうちにお互いに気が楽になりましたね。二次試験に向けて気持ちを切り替え、東大のための勉強に全力を注ぐことにしました。

—私立はどこを受験しましたか?

早稲田大学の政治経済学部、慶應義塾大学の経済学部と商学部です。共通テスト併用で中央大学の経済学部と明治大学の政治経済学部も受けました。慶應の経済学部を除き、すべて合格しました。

—モチベーションを維持するためにどんな工夫をしましたか?

大学生になった後のことを考えました。「落ちるかもしれない」ではなく、「受かるために勉強するのだ」というプラスの方向で考えようと思い、入学後にどんなことを学べるのだろうかと想像してワクワク感を高めました。

—試験期間中の東京滞在期間は、どのように過ごしましたか?

2週間、東京のホテルに滞在し、勉強は河合塾新宿校の自習室を使わせてもらいました。自習室では、テストの感覚を忘れないために過去問を解いていました。いつもと違う環境で集中しにくかったのですが、「これまで頑張ってきた自分を信じよう」と思いました。

—二次試験は緊張しましたか?

緊張はしましたが、「やってきたことをしっかり出せば絶対に受かる!」と思って臨みました。2日目の数学の大問を取りこぼし、落ち込んだ時期もありましたが、結果は合格!ずっと憧れていた東大への入学が叶い、大きな達成感を味わいました。

1年間、全力でやり抜いた経験の中、大きく成長できた

合格体験談を語るOB5

—1年間、浪人したことは自分にとってどんな経験になりましたか?

全力で取り組んだことで、大きく成長できたと感じます。社会の背景まで考える力が身についたし、自分を信じてやり抜いた達成感は本当に大きかったです!浪人していなかったらどちらも手に入れられなかったものだと思います。

—河合塾に通ったことは、精神的にもプラスになりましたか?

楽観的かつ冷静に自分の状況を分析できたので、頑張り続けることができたと感じます。受験勉強の範囲は広く、満点を取ること自体が難しいですが、河合塾で合格点を取るための道筋を教えてもらったので、合格までどれくらい頑張ればいいかの距離感をつかめ、息切れせずに済みました。

受験生へのメッセージ

—もう一度チャレンジしようかどうか迷っている受験生にメッセージをお願いします。

僕は現役時に全力で理系受験を頑張ったからこそ、自分に向いている道を見つけられました。だから、文転してもやり抜くことができたと思います。理系や文系、偏差値などから志望校や学部を選ぶ人もいますが、その大学で何ができるのかをしっかりと調べ、そこで何がやりたいのかを考えることは大事です。そうすれば選択肢も広がり、「落ちるかもしれない」ではなく、「自分はこの大学に受かるために勉強しているんだ」というプラス思考で頑張れるはずです。全力を出してやり抜くためにも、ポジティブな思いを大切にしてくださいね。

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