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チューターが語る受験対策 チューターが語る受験対策

北海道大学をめざす受験生へ河合塾の進学アドバイザーがアドバイス

河合塾の進学アドバイザーである北大チューターが、北大受験のポイントと対策をアドバイス。チューターのアドバイスを基に、北大合格に向けて受験対策をはじめましょう。

北大入試では難しい問題を解く必要がある?

皆さんは、北海道大学をめざすためにどのような勉強をしていますか?北海道大学の入試は標準問題が出題されます。東京大学や京都大学の入試問題のような超難問は出題されませんので、先取り学習や超難問の問題集をやり込む必要はありません。基本的な事項を網羅的に押さえて、正答率が高い問題を確実に取れるように対策しましょう。

そのためには日々の勉強を確実に積み上げていくことが大切です。たとえば、学校で二次関数を習ったら、公式を使って解くだけでなく、応用問題まで解けるようにしましょう。それを各科目、各単元で高2生の終わりまで続けられると、抜け漏れが少ない状態で高3生をスタートできます。また、北海道大学の入試問題に触れたときに、出題された問題の解答がわからなかったとしても、培ってきた学力で部分点が取れますし、その後の演習がやりやすくなります。特化した得意科目をつくるのではなく、共通テストで利用する科目も含め全科目の完成度を高くするということを心掛けてください。

今まで部活動などで勉強時間が確保できなかった方は、学校で習ったことの復習から始めましょう。よくある例として、土台固めをせずに過去問に取り組む生徒がいます。答えを見て写して……という学習方法をとっている方が多いですが、それでは問題を解けるようにはなりません。焦る気持ちを抑え、まずはしっかりと各単元の基礎から応用までやり込み、それから演習に入りましょう。効率的に勉強を進めるために、河合塾の講座を受講することもおすすめです。

北大入試はきちんと勉強すれば合格できる

一般選抜の入試方法は2種類ある

一般選抜の入試方法は2種類ある

北海道大学の一般選抜は、総合入試(前期日程)と学部別入試(前期・後期日程)があります。総合入試は文系・理系の区分で受験できます。北海道大学では、1年生は全員、総合教育部(文系・理系)に所属し、2年生進学時に学部・学科に分かれます。学部別入試の合格者は受験した学部学科に進級します。総合入試の合格者は本人の希望と1年生時の成績によって進級先が決まるため、学部をじっくり決めたい方向けの入試です。出願時の自分の希望にそって、どちらで受験するかを検討しましょう。

北大は共通テストの得点率も大事

総合入試と学部別入試のどちらの入試でも、北海道大学は二次試験対策だけをやればよい大学ではありません。共通テストで1回目のハードルを超えないと二次試験への「挑戦権」がなくなる(=逆転合格の可能性が低く出願ができない)といっても過言ではありません。過去にも、二次を受験できる学力があるのに、共通テストで「挑戦権」がなくなってしまった生徒をたくさん見てきました。配点は一部の学部を除き共通テスト300点:二次試験450点ですので、共通テストの得点率が65%以下になってしまうと二次逆転は厳しくなります。そのため、夏休みなどの長期休みの間で共通テストも見据えた勉強をしましょう。理系生の国語や文系生の理科基礎といった科目は、講習の受講がおすすめです。

理系は英語が北大入試のキー

理系の二次試験受験教科・科目は英語・数学・理科2科目です。その中で、今までの傾向を見ていると、実は理科(物理・化学・生物)は標準問題が多く、あまり差がついていません。数学も標準問題が多く、難問が出題されたとしても、難問対策を行っていないため全体の点数が低く、差がつきません。

そうすると、北海道大学の入試のキーになってくるのは英語です。合格者の成績開示を見ていても、難しく、分量も多いにもかかわらず、英語がよくできています。英語を捨てて、その他の科目で何とかしようという戦略は通用しません。高1・2生のうちから、英語の点数を上げることをめざして、しっかりと勉強していきましょう。

また、総合入試理系には得意科目の配点が高くなる「重点選抜群」という入試方式があります。二次試験の理科は2科目受験ですが、たとえば物理重点を選んだときに、物理ばかり勉強して、化学は適当になり、物理は合格平均を超えているのに化学がボロボロ、ということがよくみられます。得意科目を活かせる入試方式ですが、重点科目の配点がとても高いわけではありませんので、重点と言いながらも、2科目めもしっかり勉強することが重要です。

医学部は答案の採点基準が厳しい

医学部は、特に数学の採点基準が他の理系学部よりも厳しく、答案を丁寧に抜け漏れなく書けないと点数が取れません。答案を書く練習が必要ですので、テストゼミ形式(テスト+解説講義)の講座がおすすめです。同じく英語も答案作成力を上げる必要があるので、しっかりと答案を書く練習を早期からしましょう。

理科は標準問題が多いですが、難しい問題も出題されます。標準レベルにプラスアルファの考え方を身につけることで、難しい問題も取れて満点が狙えるようになります。医学部受験であれば理科は満点を狙うつもりで網羅的に学習しましょう。

医学部医学科について詳しくはこちら「医学部の受験対策をする」

文系で「数学」と「地歴」のどちらを選ぶ?

文系の二次試験受験科目は英語・国語・数学または地歴です。北大受験生は英語が得意な人がほとんどです。合格者の成績開示を見ても、とても英語ができていて6割以上はしっかり取れています。合格のためには、英語にしっかりと向き合った勉強をしましょう。また、国語は論述が課されますので、文章の要約や考えをまとめて記述する練習が必要となります。

総合入試文系と文学部は「数学」と「地歴」を選択することができますが、地歴受験ができるという貴重な条件のため、高学力層が集まる傾向があります。また、地歴受験者の地歴完成度は非常に高いため、例年、総合入試文系と文学部の共通テストボーダーライン・二次偏差値ボーダーは高くなり、大阪大学や名古屋大学入試くらいのレベルになっています。受験科目だけを見て「苦手な数学ではなく地歴が使えるので北海道大学にしよう」というように安易に考えるのは危険です。数学での受験も視野に入れ、しっかり学習しておいた方がよいでしょう。

真面目な受験生が合格できる

真面目な受験生が合格できる

北海道大学に合格した生徒は、真面目にコツコツ勉強するタイプがとても多いです。受験勉強はもちろんですが、大学2年生の進級時に学部学科移行(進学振り分け)がある関係で、大学1年生になってもとても勉強しています。成績順に移行先が決まるので、大学1年生でさぼってしまうと希望の学部に行けなくなってしまいます。そういった意味でも、真面目な生徒が多いですし、大学もそういう人材を求めていると思います。

北大入試レベルを確認し、段階的に計画を立てよう

河合塾のテキストに応用・演習を任せよう

河合塾のテキストに応用・演習を任せよう

入塾説明会の時期に高3生に「北海道大学の入試問題は見ましたか?」と聞くと、ほとんどが「見た」と答えます。そして続けて、「今はまだ解けませんが、けっこう簡単ですよね」というように言われます。

入試問題を解けるようになるには、基礎学力を固めた後に演習が必要です。過去問を見て、問題のレベルや頻出の分野、どのような解き方をするのか確認し、入試レベルに達するために類題を探して解いていく……という流れですが、その問題選びが正しいか、入試レベルに達していけるのかを自分ひとりで判断することはとても難しいことです。

河合塾のテキストは、その準備がすべてしてありますので、テキストさえやれば過去問が解けるようになっていきます。今日習った二次関数が、北海道大学ではどう出題されるのか、どういうレベルなのか、ということを効率よく学んでいけるのです。対策は自分ひとりでもできますが、やるべきことを全部やらないと合格は難しいです。そのため、河合塾に応用や演習の部分を任せてしまうという使い方はとてもよいと思います。塾に通って勉強時間を確保し、予習・授業・復習のサイクルをこなしていけば、きちんとレベルが上がっていきます。

模試の結果を活用し、合格までの目標を決めよう

自分のレベルの確認は、模試を活用しましょう。北海道大学の入試問題レベルと全統記述模試はとても相関性があり、レベル感を知るのに丁度よいと思います。そのため、全統記述模試の問題がきちんと解ける生徒は合格していることが多いです。

私たちチューターは、生徒と一緒に、実際に受かった生徒の成績推移を見ながら、高3生の春のスタートラインから合格までどのように成績が伸びていたのか、どのように目標を設定すれば良いのかについて話をします。たとえば第1回全統共通テスト模試の点数が500点で、ボーダーラインの700点をめざすとします。そのときに、今の点数と最後のボーダーラインの点数で直線を引いて、どの時期にどのくらいの点数を取れるようになればいいのか具体的に見てみよう、と話しています。差が200点ありますので、夏に+何点、秋に+何点、冬に+何点と積み上げていって、やっと直前にボーダーラインに到達するのです。

みなさん、ボーダーラインやボーダー偏差値は意識していて、「共通テストで75%だ」「偏差値60だ」などと話していますが、合格者の実際の模試の結果を見ると、到達できているのは最後だけの場合が多いです。最後にボーダーラインを超えるためには、どの時期にどのくらいの点数を取れるようになればいいのかを意識した方が、無理のない計画を立てられると思います。

また、高3生の春のスタートラインの点数が低いと、目標の点数までの差がとても大きくなるため、高1生・高2生のうちにしっかりと学力をつけておくことも重要です。難関大学に受かる受験生は高1生・高2生のうちから勉強し、高3生になってからもさらに勉強を頑張るため、開始が遅いと追いつくことができなくなってしまいます。高1生・高2生のうちから模試の偏差値などで自分の立ち位置を確認し、計画的に勉強していきましょう。

チューターが紹介している模試の詳細はこちら

受験生へのメッセージ

河合塾札幌校チューター

北海道大学の入試問題や配点は、今までの勉強を裏切らない、きちんとやってきた人が合格できる入試になっています。今の勉強で足りていないものを自分で分析し、補っていけば結果はきちんと出ますので、しっかり勉強しましょう。

難関大学の一つである北海道大学は、最後に頑張るだけでは追い付けません。高1生・高2生の方は今の頑張りがそのまま1年後、2年後の受験に直結しています。学校の勉強も大事ですし、常に学び続けてほしいです。今の頑張りを続け、もしくは今から始めるならこれまでの復習をきちんとやって高3生を迎えることができれば、よいスタートラインに立てます。
どのような学習計画をたてればよいか悩んでいる方は、まずは気軽に近隣の河合塾校舎窓口にお越しください。私たちチューターが、皆さんにあった学習のポイントや学習計画をアドバイスします。一緒に頑張りましょう。

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