B1 Preliminary (PET)/B1 Preliminary (PET) for Schools 【2020年1月以降(問題改訂後)バージョン】 試験の選び方・出題内容 | ケンブリッジ英語検定|河合塾ケンブリッジ英語検定事務局
日本の大学入試レベルに近いテスト
本レベルで目指すのは、日常生活で出会う、より広範囲な言葉の理解ができることです。例えば、「簡潔な指示や公共放送を聞いてその要点を理解できる」「英語圏に旅行した際に旅行者が遭遇すさまざまな状況に対処することができる」「知っている内容について手紙やメールを書いたり、ノートをとることができる」といったことです。
Reading(配点:全体の25%)
内容
・パート1
異なるタイプの5つの短いメッセージを理解する。
・パート2
8つの短文から特定の情報を探し出し、詳しい情報を読み取り5人の人物に関する記述とマッチングさせる。
・パート3
文章の概略をつかみ、全体と細部の意味、著者の態度や意見・感情などを読み取って、4つの選択肢から1つを選んで多肢選択式5題に答える。
・パート4
文章の概略と構造を理解する。正しい文を選んで空所を補充する。
・パート5
空所のある文章を読んで、選択肢から正しいものを選んで空所を補充する
・パート6
空所のある文章を読んで、空所を補充する単語を書き入れる。
測定されるスキル(出題意図)
・さまざまな種類の短い文を理解する。
・事実に関する資料を精読して理解する。
・作者の態度や意見、または作者が引用した意見、および文を精読したり、全体の意味を捉えて理解することができる。
・物語とそれに含まれる態度や意見を理解し、適切に構成された一貫性のある文がどのように形成されるかについて理解する。
・空所補充の問題では主に語彙をテストするように設計されているが、文法知識の要素も含まれる。
・文法構造のみならず、句動詞や定型文の知識を問う。
Writing(配点:全体の25%)
内容
・パート1
与えられた情報に応えるEメールを約100語で書く。
・パート2
与えられたトピックに関する記事または物語を約100語で書く。
測定されるスキル(出題意図)
・内容、コミュニケーションの達成度、構成、言語の4つの観点で評価。
・少々の誤りがあっても、時制、表現、語彙に留意して書くことが求められる。言語能力の全てを発揮し、意欲的に取り組むことが重要。
・「コミュニケーションに影響を与えない誤り」は必ずしも減点の対象になるものではないが、コミュニケーションの妨げになる誤りは、より厳しく採点される。
Listening(配点:全体の25%)
- MP3形式のファイルをダウンロードできます。
内容
・パート1
7つの短い文を聞き、情報を探し出して選択肢の中から正しい写真を選ぶ。
・パート2
6つの短い文を聞き、話者の態度や意見を聞き取り、選択肢から正しいものを選ぶ
・パート3
長めの文を聞き、欠けている情報を空所に書き入れる。
・パート4
長い文を聞き、特定の情報、細部の意味、態度や意見を聞き取る。
測定されるスキル(出題意図)
・文中の特定の情報を聞いて理解することができる。
・要旨を聞き取ることができる。
・文中から特定の情報を見つけ記録することができる
・文の意味を詳細に理解することができる。
Speaking(配点:全体の25%)
- Speaking試験の解答例は、公開されておりません。
内容
受検者2名のペアで受ける対面式試験
・パート1
一般的な、双方向的かつ社会的な語彙を用いて話す。
・パート2
長めに与えられた時間内で、適切な語彙を使いて写真を説明したり、上手に会話を繋げたりする。
・パート3
与えられた写真について、提案に応じたり、代替案を議論したり、おすすめをしたり、合意形成をしたりする。
・パート4
好き/嫌い、趣向、習慣、世論、賛成/反対などを議論する。パート3と関連したトピックが出題される。
測定されるスキル(出題意図)
・評価スケールは「文法と語彙」「談話管理」「発音」「相互コミュニケーション(やり取り)」
・日常の設定で自発的にコミュニケーションを図ることができる。
・意見の内容ではなく、適切なことばの使用や、やり取りを行う受検者が用いるストラテジーが評価の対象となる。
他の試験の出題内容をみる
- 河合塾が校舎で実施するのは、A2 Key/A2 Key for Schools(KET)、B1 Preliminary/ B1 Preliminary for Schools(PET)、B2 First/B2 First for Schools(FCE)です。高校一括などの団体実施では、A2 Key/A2 Key for Schools(KET)、B1 Preliminary/ B1 Preliminary for Schools(PET)、B2 First/B2 First for Schools(FCE)に加えて、YLE(Starters・Movers)、C1 Advanced(CAE)、C2 Proficiency(CPE)も受け付けいたします。
- A2 Key(KET)、B1 Preliminary(PET)、B2 First(FCE)の試験には、成人学習者を対象とするバージョンと中高生対象の「for Schools」バージョンがあります。どちらともレベルの差や試験結果の取扱に差はありませんが、「for Schools」バージョンは中高生の経験および関心に対応しており、中高生の受検者に配慮したより適切な試験内容になっています。河合塾では、A2 Key(KET)、B1 Preliminary(PET)、B2 First(FCE)の試験実施の際には、おもに「for Schools」バージョンを採用・実施しています。
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