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各講座で扱う内容を「文法」「音声」「読解」別にまとめました。
読解の指導方針も併せてご案内します。
文法
英文を読んで正しく理解するための基礎となる文法事項を学び、自らの意見や日常生活で体験したこと、感じたことを明晰な文章で書く練習を行います。
E1 | E2 | E3 | E4 | E5 |
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中学で学ぶ英文法を一通り学習します。be動詞や一般動詞をはじめとした基本事項を確実に習得しながら、効果的な辞書の使い方など、英語学習のコツを身に付けていきます。 | 高校で扱う内容を学習し、英文法を完成させます。仮定法や関係詞などの重要項目を押さえながら、倒置・省略・挿入などの細かい点を学んでいくことで体系的な文法知識を身に付けていきます。 | 自分の考えや意見を実際に英語で表現していくための基礎を構築していきます。これまで学習してきた個々の文法項目を用いて、明晰な英文を書くための力を身に付けていきます。 | 英作文を通じて、さらに自己表現力を高めていきます。さまざまなテーマをもとに、読みやすく論旨のはっきりした英文を書くための力を身に付けていきます。 | 学術的文章を書くための技法を学びます。自分の研究結果・主張・考えを読者にわかりやすく伝えるため注意するべき事柄を、実践を通して習得することをめざします。文章全体や各段落の構成や適切な英語表現・文体を学習しながら、論理構造とわかりやすさに気を配った文章を執筆する練習をしていきます。 |
音声
音声学の原理を背景とした発音演習・リスニング・ディクテーションを通じて、英語独特のリズムや音の習得をはかりながら、読み上げられた単語や英文の聞き取り・書き取りの練習に取り組みます。
E1 | E2 | E3 | E4 | E5 |
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母音・子音の聞き取り(単音~単語レベル) | 音の連なりの聞き取り(単語~フレーズレベル) | ストーリーを聞きながらフレーズを書き取るディクテーション(フレーズ~文レベル) | ストーリーを聞きながらの内容理解(文~文章レベル) | ナチュラルスピードのニュース音声などを聴いて内容理解(文章レベル) |
読解
文法で学んだ基本事項を土台に、「自然科学」・「社会科学」・「人文科学」の中から厳選された良質な英文を講師とディスカッションしながら読み深めていきます。英文を正確に読み取る力を育みながら、幅広い知識と豊かな教養を身に付けることを狙いとします。
E1(指導方針)
- (目標)
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正確に英文を訳す力を身に付ける。
- (内容レベル)
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中学教科書レベルの内容を学習します。
- (方針)
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比較的短めの英文を辞書を使いながら読み進めることで、読解の基本的な手順を習得していきます。また、年間を通してさまざまな学問分野の英文に触れることで異文化理解の基礎を構築していきます。
E2(指導方針)
- (目標)
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さまざまな知識を英文から獲得していく力を身に付ける。
- (内容レベル)
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高校教科書レベルの内容を学習します。
- (方針)
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少しずつ読解の量を増やしながら、いろいろな情報を英文から正確に読み取る力を養成していきます。また、さまざまな学問分野の基礎を知ることで見聞を拡げ、意見交換などを通じて思考力を養っていきます。
E3(指導方針)
- (目標)
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英文から得られる知識を整理しながら理解していく力を身に付ける。
- (内容レベル)
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教養的新書レベルの内容を学習します。
- (方針)
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分量の多い英文を論理展開を押さえながら読む練習を行います。また、さまざまな学問分野の最先端の話題を読む込むことで内容理解力をさらに高めながら、英語で意見や批評ができるようになる力を涵養していきます。
E4(指導方針)
- (目標)
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英語を道具として用いて考える力を身に付ける。
- (内容レベル)
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大学教養課程レベルの内容を学習します。
- (方針)
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漫然と読むだけでは内容が把握できないような文章、つまり、あらゆる知識を動員しなければ理解できないような本格的な英文を読み込みながら、講師を交えた議論により我々が現在直面する課題について考えていきます。授業は大学のゼミや研究室に近い形で展開していきます。
E5(指導方針)
- (目標)
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英文読解を通じて自らの知のネットワークを構築し、それを拡張・展開させながら考える力を身に付ける。
- (内容レベル)
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大学教養課程~専門書レベルの内容を学習します。
- (方針)
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先端的な話題を扱った英文を、分野を問わず幅広く読解し、我々が現在抱える問題について学際的に理解を深めていきます。その際、議論をしながら考察を進めていくことで、単に断片的な知識を獲得していくのではなく、人に説明できるほどに体系性をもって知識を整理・構造化し、広い視野から問題に対して接近する思考力を鍛えていきます
E1(分野一覧)
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(分野)
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(内容例)
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(語数)
- 1学期
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環境学・言語学・芸術論・気象学など計9課
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(言語学)異文化理解の第一歩として、現代の英語が作られてきた歴史的過程を追います。
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1課あたり
100~300 words
- 2学期
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文化論・環境学・歴史学・科学など計9課
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(歴史学)ストーンヘンジについて学ぶことで、英国の基層文化に対する知見を深めます。
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1課あたり
300~500 words
- 3学期
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科学技術論・経済学・人口論・生物多様性学など計6課
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(人口論)人口が急増している国の背景や問題点についての理解を深めます。
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1課あたり
500~1,000 words
E2(分野一覧)
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(分野)
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(内容例)
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(語数)
- 1学期
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小説・天文学・国際関係論・経済学など計5課
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(経済学)ゲーム理論の基礎を知ることで、人間行動の基盤に経済的思考があることを学びます。
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1課あたり
500~1,000words
- 2学期
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小説・国際関係論・芸術論・工学など計5課
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(工学)飛行機が飛ぶことを可能としている物理的・工学的仕組みを理解します。
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500~1,000words 1課あたり
1,000~2,500words
- 3学期
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小説・科学・生理学・行動学の計4課
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(小説)青春小説の古典の読解を通して、青年期の人間の在り様について理解を深めます。
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1課あたり
1,000~3,000words
E3(分野一覧)
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(分野)
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(内容例)
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(語数)
- 1学期
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工学・数学・言語学・医学など計6課
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(数学)350年以上もの間、証明することができなかったフェルマーの最終定理について学びます。
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1課あたり
1,000~3,000words
- 2学期
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小説・医学・宇宙論・神話学など計6課
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(宇宙論)「車椅子の物理学者」として知られるホーキング博士の宇宙理論について学びます。
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1課あたり
1,000~3,000words
- 3学期
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歴史学・医学・言語学・化学など計6課
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(化学)日本人研究者によって発見された第5の味覚成分である旨味物質について学びます。
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1課あたり
1,000~3,000words
E4(分野一覧)
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(分野)
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(内容例)
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(語数)
- 1学期
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芸術論・文化論・経済学・生物学など計6課
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(文化論)現代の日本に影響を与えている19世紀の西洋化について学びます。
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1課あたり
2,000~4,000words
- 2学期
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文学論・歴史学・国際関係論・医学など計6課
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(医学)幹細胞や安楽死といった新たな医療技術と関連する倫理的問題について学びます。
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1課あたり
2,000~4,000words
- 3学期
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小説・生物学・医学・科学など計5課
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(科学)未来において我々は異星へ旅することが可能なのかを議論します。
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1課あたり
2,000~4,000words
E5(分野一覧)
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(分野)
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(内容例)
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(語数)
- 1学期
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文学論・経済学・医学・国際関係論など計6課
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(経済学)3Dプリンタなどの新しい技術がもたらす産業構造の変化について学びます。
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1課あたり
2,000~4,000words
- 2学期
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音楽論・映画論・医療政策学・環境学など計6課
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(環境学)草など新たな原料を模索するバイオ燃料の課題から、環境問題に対する理解を深めます。
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1課あたり
2,000~4,000words
- 3学期
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絵画論・政治学・進化学・神経科学の計4課
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(政治学)「公正としての正義」(ロールズ)の理解を通じて、平等な社会のあり方を考察します。
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1課あたり
2,000~4,000words
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