全国国公立・有名私大相談会2013
- ●東京 7月15日(月・祝)11:00〜17:00 池袋・サンシャインシティ
- ●横浜 7月28日(日)11:00〜16:00 パシフィコ横浜
- ●名古屋 8月3日(土)11:00〜16:00 名古屋国際会議場
- ●大阪 7月13日(土)11:00〜16:00 大阪国際会議場
東京 |
横浜 |
- 保護者のための大学入試基礎講座
- 〈高1・2生対象〉難関大学現役合格作戦【数学】
- 〈高1・2生対象〉難関大学現役合格作戦【英語】
- 〈高3生対象〉夏で挽回!センター試験一日攻略【英語】
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- 保護者のための大学入試基礎講座
- 〈高1・2生対象〉難関大学現役合格作戦【英語】
- 〈高1・2生対象〉難関大学現役合格作戦【数学】
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名古屋 |
大阪 |
- 保護者のための大学入試基礎講座
- 〈高1・2・3生対象〉センター試験対策英語
- 〈高1・2・3生対象〉センター試験対策数学
- 高1・2生のための名古屋大学二次対策(英語)
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- 保護者のための大学入試基礎講座
- 高1・2生のための難関大入試英語攻略の秘訣
- 〈高1・2・3生対象〉センター試験英語得点力UP講座
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毎年7月に全国主要都市で開催される「全国国公立・有名私大相談会」。2013年は7月13日(土)大阪国際会議場、7月15日(月・祝)に東京・池袋サンシャインシティ、7月28日(日)にパシフィコ横浜、8月3日(土)名古屋国際会議場で開催され、全国の国公立大学・私立大学100以上が一堂に集い、来場者からの相談に応じる。
多くの高校生、保護者が来場
国公立54校、私立大学75校、さらに資料のみ参加の大学が11校と、最も多くの大学が参集した東京会場。当日は暑い中多くの来場者があり、開場とともに、会場はあっという間に高校生、保護者らで埋めつくされた。
来場者は大学のブースに並んでいる間も資料に目を通すなどしており、志望大学や学部学科選びに対する真剣さがうかがえた。また、関東地方だけでなく、北海道・東北、中部や近畿など、地方の大学のブースにも長い列ができた。
個別に話を聞くことで、理解が深まる
「大学では保健学か心理学を学びたい」と、首都圏の国立大学のブースをまわっていた生徒(高2女子)は、「保健学については学ぶ内容だけでなく、大学に附属病院があることや、そこでの実習について知るこができた。また心理学はスポーツ心理学という分野があることがわかり、面白そうだと思った」と言い、理学部志望という生徒(高2男子)は、「これまで理学部だけ調べていたが、今日話を聞いて、理学の成果を生かしてもの作りをする工学部も面白そうだと思った」と話し、大学担当者と個別に話をすることで、自分にとって大切な情報を得られたり、視野が広がったりする様子がうかがえた。
他にも、志望大学である難関国立大学のブースに並んでいた生徒(高2男子)は、「志望大学の入試制度や、各学部・学科で学ぶ内容について詳しく聞きたい」と話していた。
河合塾による学習相談や進路相談も盛況
会場には、河合塾による「学習相談コーナー」、「進路相談コーナー」、河合出版による「参考書相談コーナー」も設置された。「学習相談コーナー」では、英語、数学、現代文、古文、小論文、物理、化学、生物、日本史、世界史、地理と受験科目ごとに河合塾講師が学習相談や受験対策に関する質問に応じた。「進路相談コーナー」には生徒だけでなく保護者も多数訪れ、河合塾の進学アドバイザーに、志望校の難易度や、夏休みの学習の取り組み方などについて熱心に相談している姿が見られた。
入試方式や、人気学部・学科の動向を解説
別会場では、大学による個別相談と並行して河合塾池袋校校舎長による「保護者のための大学入試基礎講座」が開催された。
私立大学は、一般入試やセンター試験利用入試の導入、受験料割引制度、国立大学は前期日程・中期日程・後期日程など複雑化した入試の仕組み、さらに景気動向を反映しての学部・学科の出願者倍率の動向、センター試験の受験科目数や問題の傾向と対策についての解説があった。
また、国立大学は難関校・準難関校などグループ別、私立大学では早大・慶大とMARCH入試でめざすべき学力の目安、現役生の模試判定の考え方などが提示されるなど、河合塾ならではのデータに基づいた情報が提供された。
過去問を用いての、実力アップのポイントを伝授
続いて、河合塾数学科講師による〈高1・2生対象〉難関大学現役合格作戦【数学】、英語科講師による〈高1・2生対象〉難関大学現役合格作戦【英語】、〈高3生対象〉夏で挽回!センター試験一日攻略【英語】の3講演が開催された。
数学の講演では、「難関大学の入試でも基本は数I A」としたうえで、実際の入試問題を用いながら、基本的な問題がどのようにレベルアップして難しい問題となっていくかや、難しい問題でもその根幹となる基礎的な問題を見抜くことが攻略のポイントとなることなどが解説された。
高1・2生向けの英語の講演では、センター試験の過去問から、選択肢に基本的な単語や熟語が並んでいても正答を出すのが難しい問題、混乱しがちな語法を問う問題などを例示したうえで、学習法についてアドバイスがされた。また、慶應義塾大学と早稲田大学の文学部を例に、同じ学部の英語の問題でも求められる能力が違うことが説明され、志望校を早く決め、対策をとることの重要性が伝えられた。
高3生向けの英語では、高1・2生向けの内容に加え、センター試験の時間配分や大問を解く順番の工夫について解説があった。
どれも河合塾の授業を彷彿とさせる内容で、参加者は講師の言葉にうなずいたりメモをとったりしながら熱心に耳を傾けていた。受験勉強の大事な時期である夏休みを前に、有意義な講演となったことだろう。
参加者の声
入試動向などの情報もさることながら、保護者向け講演での「受験生の保護者になるために」という子どもに接する際の心構えの話がためになりました。わかっていてもつい干渉しすぎてしまうので、気をつけようと思います。(高2男子のお母様)
数学の講演では難しそうな問題でも、基礎的な問題がレベルアップされているということがわかって面白かった。これからは、入試問題を見て、どの問題の発展かをつかめるようにしたいと思った。(高2男子)
同じ学部でも、入試問題が違うという話が印象に残った。大学の特徴を踏まえて勉強をしていこうと思った。(高2女子)
河合塾の大学受験科に通い、普段から講師の授業をとっている。いつもの授業通り例えば「run」というのは「走る」という意味だけでなく元は「連続してものが流れていくこと」という意味であるなど、英語という言語の考え方に基づいて論理的に解説してもらえたので、わかりやすかった。(高卒男子)
映像授業の「河合塾マナビス」を受講しているが、いつもわかりやすい授業をしてくれる講師の授業が「ライブ」で聴けて良かった。センター試験のことは良く理解していなかったが、問題の特徴や勉強の仕方などがわかってためになった。(高3女子)