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河合塾>体験授業・イベント>医学部特別講演「医学部の将来に期待されるもの~医における創造の重要性~」

「医学部の将来に期待されるもの~医における創造の重要性~」医学部医学科ガイダンス 医学部特別講演

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開催日時

2015年10月24日(土)16:10~17:40

会場

名駅校

対象 高校生・高卒生と保護者の方

現在の医療と将来について

医学部医学科ガイダンスの様子1
医学部医学科ガイダンスの様子2

2015年10月24日に河合塾 名駅キャンパス名駅校にて、医学部医学科ガイダンスを開催しました。
高校生・高卒生・保護者の方を対象に、医学部医学科の大学教授や入試担当者をお招きし、講演会や個別相談会を実施しました。
その他にも、現役医大生による体験談の講演や個別相談コーナーを設けるなど、医学部医学科志望者にとっては大学のナマの情報を入手できる絶好の機会となりました。

また特別講演として、救急医療を専門にされている名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学分野 教授の松田直之先生に、救急医療とは何か、医学部を志望するにあたってすべき事などをお話していただきました。
来塾者は受験生の方をはじめ、保護者の方々を中心に約120名の参加がありました。

松田 直之(マツダ ナオユキ)教授

<講演者プロフィール>

名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学分野
松田 直之(マツダ ナオユキ)教授

1993年北海道大学医学部卒業。
2000年に北海道大学大学院(医学博士)を修了し、その後、北海道大学病院に初めて救急科を立ち上げ、同大学の講師を経て、2006年に富山大学大学院医学研究科分子薬理学講座 准教授。
2007年には京都大学大学院医学研究科 初期診療・救急医学分野 准教授として異動し、京都大学に初めて救急科を立ち上げ、2010年2月には名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学分野 教授に就任。
2011年12月に、名古屋大学減災研究連携センター減災医学分野 教授を兼任し、さらに2014年には名古屋大学医学部附属病院に初めて救急科を設立した。過去、3つの旧帝国大学において救急科設立を担い、救急医療を国立大学において実践化させた。
現在、愛知・東海に限らず、救急医療と集中治療を世界規模で牽引する日本の急性期医療学者である。

松田先生は、まず「肯定的・独創的な生き方」ということを講演テーマに挙げ、夢をいかに次につなげるか意識することが成功につながること、医学部に入るためには将来どんな医者になるかを具体的にイメージができているかが合格につながると話されました。
次に、松田先生はご自身の生い立ちについて、三代続いた医者の家系であること、幼少時代は厳しく育てられたこと、高校時代は音楽活動に夢中になり、大学受験を意識した頃には医学部は難しい道であったことなどをお話してくださいました。
医学部への道を歩み友人たちと勉学に励まれる中で、松田先生は夢や実行力は自分で付けるということに気づかれたそうです。また、医者の適性について、人の和の中でネガティブな人を救い上げる心の広さと協調性が必要であり、社会に出るにあたっても備えていると良いと教えてくださいました。
そのほか、北海道大学に勤務されていた頃は、交通事故が多く救急医療が必要とされていたことや、後の京都大学でも断らない医療として初めて救急科を立ち上げられた際も、“科”があることによって搬送されて来た患者がそのまま入院できるメリットが実現できたことを教えてくださいました。
松田先生もご自身のさまざまな経験を経て、いろいろなことを学ぼうという精神を培われました。医学部をめざすのであれば、「基礎学力の徹底育成(特に英語はある程度勉強していればわかるようになる)や、人間性・優しさの遵守、独創性、協調性が必要である。一つのことに決めなくても、全部を学ぶうちに自分が何を行うべきかが見えてくる。そのためにいろいろなことに興味を持ち、考える基盤を作ることが大切」だと語られました。
また、2015年に向けて専門医制度が変更することについては、政府が専門教育カリキュラムを作ろうとしていることの詳細を踏まえ、名古屋大学救急のHPをはじめ、さまざまな情報を見ると医学部の面談対策にもなるとアドバイスをくださいました。
最後に、2015年6月27日に起こった台湾粉塵爆発事故の際に現地に派遣された実体験を踏まえ、医学は国際交流の時代となっており、日本の医療が国際交流を結ぶこととなったように、医療は産業の側面も持っているということと、将来を見据えて、周りのバランスを見て読み取る力が重要であり、自分に足りないものが何かをポジティブに考えていくことが必要だと語られました。それは受験も同様で、夢を持って楽しみを見つけながらポジティブに行うことを意識すると良い結果が出るでしょう、と受験生にエールを送られました。

●当日公開頂いたプレゼンテーション資料は、こちらのURLからご覧ください。

松田先生による質問コーナー

講演後の質問コーナーでは、松田先生は質問に丁寧に答えてくださいました。参加者と一体となった雰囲気の中で、医学部受験生の医療に対する熱い眼差しがあり、最後には大きな拍手が送られました。

参加者の感想(一部抜粋)

僕はまだ高1で、大学入試が先のように思われますが、今から医学に関わるすべての分野に興味を持って勉強していきたいと思いました。そして、ポジティブな考え方の重要性がわかったので良かったです。(高1生)

今後の人生について大変考えが深まる講演で素晴らしかった。(高2生)

医学部に入ってからの心構え、将来何をすべきかがわかりました。面接でのお話も大変参考になりました。(高3生)

医療の現状、問題など、とてもわかりやすかったです。入試に関しても、前向きに考えられそうです。(高3生)

とても感動しました。医療だけでなく、考え方など、人生において大切なことを学びました。「勉強を楽しむ、学ぶのを楽しむ」など、モチベーションが上がる話をたくさんしていただき、聞けて良かったです。(高卒生)

来年自分がどうなっているのかも全く想像できず、将来に何の希望の持てなかったのですが、今日のお話を聞いて医学の道に進みたいと強く思うことができました。本当にありがとうございました。(高卒生)

非常に勉強になりました。久々に本当にためになるお話が伺えて、心に光が射しました。本当にどうもありがとうございます。(保護者)

普段は聞けないような内容でしたので、興味深く耳を傾けていました。未知の世界を教えていただけて勉強になりました。医学部面接対応の仕方も息子に伝えようと思います。(保護者)