中田 琉稀さん 教員・受検者の声 | ケンブリッジ英語検定｜河合塾ケンブリッジ英語検定事務局

２回受検しました。１回目は、河合塾の塾生は年に１回無料で受けられるのでチャレンジしました。また、ケンブリッジ英語検定は、イギリス英語であることや国際的に通用する検定試験であることも魅力でした。友だちと違う英語資格検定試験のスコアをもっていたらかっこいいな、とも思いました。その後、実用英語技能検定で準１級に合格しましたが、すぐに１級に合格するのは難しいと思っていました。その時、ケンブリッジ英語検定のB2 First（FCE）は準１級より少し高いレベルまで英語力を測れると知って、準1級の上の力を試そうと思って２回目の受検をしました。

スピーキングが得意で、１回目も２回目も４技能の中で一番スコアが高かったです。１回目の受検前は新型コロナ感染症流行のための自粛期間で、フィリピンの人からSkypeで英会話レッスンを受けていたため成績が良かったと思います。２回目の受検前はSkype英会話は止めていましたが、英語で独り言を言ったり、英語に直訳できないような日本語を目にしたとき英語でどう表現しようか即興で考えたりして、スピーキング力を保っていました。スピーキングはアクセントや発音も大事なので、独り言も頭で考えるだけでなく口に出して言うようにしていました。

ライティング、リーディング、リスニングについては、高２になってまじめに大学の受験勉強に取り組み始めたのが、成績が伸びた理由だと思います。高２から単語帳の学習も始め、２回目は、単語量が１回目より3000以上は増えました。単語以外も、河合塾の講座で英語力が高まりました。

ケンブリッジ英語検定に特化した対策はしていません。ただ、イギリス英語は意識しないと聴く機会がないので、イギリスのボリス・ジョンソン首相のスピーチを聴いてシャドウイングしていました。ジョンソン首相のスピーチを通してイギリスに詳しくなりました。試験のリスニングでは正統派のイギリス英語以外の英語もありましたが、聴き取ることはできました。ケンブリッジ英語検定には市販の過去問や対策本はありませんが、実用英語技能検定などほかの英語検定より準備なしでも受けやすいと思います。

試験は１日がかりなので長時間の集中力が必要でしたが、その分、４技能をしっかり測っていると感じました。コロナ禍で人と話す機会が少なくなっていたので、スピーキング試験で久しぶりに対面で会話できたのも良かったです。

ケンブリッジ英語検定は日ごろの勉強で培った英語力を国際的な基準で測れる試験です。試験を受けることで生涯を通した英語力の向上につながると思いますので、河合塾生はせっかくの機会なので受検することをおすすめします。僕自身も機会があればC1 Advanced（CAE）、C2 Proficiency（CPE）にチャレンジしたいと思います。

2021年9月27日　インタビュー実施