数学科講師-藤野 真也(ふじの しんや)- 講師紹介 | 近畿の講師が語る!合格へつながる河合塾の魅力! | コース・講習
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藤野先生に聞く!
敗北の先にある勝利
――座右の銘を教えてください。
「奇跡は努力の先にあるもの」です。この言葉は自身の受験時代に恩師からもらったものです。
――その心は何ですか?
運良く楽をして手に入れた勝利は、本心から嬉しいと思えるものではないように思います。苦しくても最後まで頑張って、それで負けてしまっても得るものがあり、その先に勝利があればいいのではないでしょうか。簡単に手に入れる勝利よりも、真剣に頑張り抜いた敗北のほうが素晴らしく、そこから新たな勝利が生まれていくものだと思います。
問題解決が見つかる授業
――授業で心がけていることはどういったことですか?
自分で何か問題の解決方法が見つけられるような授業を心がけています。
――藤野先生の授業スタイルはどういったものですか?
僕一人でつくり上げるものではなく、生徒たちと皆でつくっていくような授業をめざしています。
――皆でつくっていくというのは具体的にどういったことでしょうか?
過去に受け持った生徒の間違えた事例などを授業の中に組み込みながら進めています。そこから得られるものは非常に多い。そういった点で、今までの生徒も含めて一緒に授業をつくり上げているような気がします。自分の経験だけではなく、「この生徒はこういう失敗から数学的な発想がわかった」などといったことを今後も伝えていきたいです。
――他に工夫されていることはありますか?
板書では、計算式の一行一行の中に、そこをどういった思いで変形しているのかをわかってもらえるように工夫しています。
失敗してもあきらめないことが、大切。
――印象に残った生徒はいますか?
毎日自習室が開く前から河合塾に来て、質問してくれる生徒がいました。数学の苦手意識があったのですが、それでも真剣に、一個一個の問題に対して次はこういう風に取り組んでいきたいとか、ちょっと失敗したけれど次こういう問題に出会ったらこうしたいなどということをノートにまとめていました。
――実直に数学に取り組んでいたのですね。
模試の結果はあまり良くなかったのですが、自分が失敗したことを前向きに捉え、最後まであきらめずに取り組んでいました。そういったもがき苦しむ姿が、やはり一番大切なことなのかなと感じましたね。一見、失敗よりも成功のほうがいいように見えますが、模試などは実は失敗するためにあると思います。
――失敗から学ぶことがたくさんありますね。
そうですね、いろいろな舞台に立って失敗する経験というのが一番自分を成長させてくれます。「失敗させてもらえる」のが河合塾の良さだと思うんですね。それが数学において大切なのではないかと思います。
試練は自分を成長させる
――生徒へのメッセージをお願いします。
なかなか結果が出なくて不安になることが多いと思いますが、自分のやりたいことや願いに向かってぶつかっていく時間というのは非常に貴重な時間だと思います。その試練を「自分を成長させてくれる大切なもの」と考え、最後まであきらめずに受験生活を走り抜けてほしいと思います。
藤野先生の授業はココが良い!
灘高校 高校3年生
北野高校 高校1年生 K.Tさん(クイズ研究部所属)