また講演以外に、3つの大学の研究室・ゼミが、研究内容を紹介するブースを設置。
東京工業大学の岩附信行教授の研究室は、自転して移動する「サイコロロボット」など同研究室が製作した知能機械数点を、東京大学の三田吉郎准教授の研究室は、可視光や人体をデジタル回路にした新しい通信システムなどを、早稲田大学の佐々木葉教授の研究室は、フィールドワークを通して魅力的なまちづくりに活かす過程を紹介した。
参加者は自分の身体をスキャンしたあと腕や手そのものをパソコンのマウス代わりに動かして画面を操作したり、ヘッドホン型のデバイスを装着して可視光の下に立つと音声が聞こえてくることを確認したり、これまでにない動きをするロボットに見入ったりと、先端技術を体験。生徒も保護者も、ブースに詰めた教員や大学院生に、装置の仕組みや応用の可能性について興味津々な様子で質問していた。
研究室・ゼミ紹介では、東京大学4年生3人と修士課程1年生1人が大学での研究を披露。心理・農学・経営学など、現役東大生の研究内容を垣間見ることで、生徒と保護者にとっては、将来や進学後の専攻について深く考えるよい機会となったようだ。
こうして午後4時には、全プログラムが終了。来場者は知的好奇心をかきたてられたことによる静かな興奮に包まれながら、会場を後にした。